2021年7月22日

インスタントラーメン考

子供の頃から食べ続けているインスタントラーメン。健康に悪いという意見も知っていますが、私はあまり気にしていません。

インスタントラーメンは、日清食品創業者の安藤百福さんが発明したものというのが定説ですが、発明したとされるのは1963年です。その発明以来、半世紀以上に渡って多くの日本人がそれを食べて来て、特に大きな健康被害も起きておりませんのでね。

それになんと言っても、インスタントラーメンはお手軽で、

美味しいですから!

オーストラリアに住み始めた頃、日本のインスタントラーメンは日本食品店まで足を運ばないと手に入りませんでしたが、どういうわけだか「出前一丁」だけは田舎のスーパーでも手に入りました。

この「出前一丁」が私にとってはカルチャーショックだったのですよ。日本に帰る時にお土産に買って帰ったくらいです。

何がカルチャーショックだったかと言いますと、日本では「出前一丁」といえばオレンジ色のパッケージの醤油味ごまラー油付きでしょ?

オーストラリアでは、この基本のオレンジ色「出前一丁」はだけではなく、パッケージの色も青や緑や茶色や赤と様々で、フレーバーも牛肉味、海鮮味、豚骨味、激辛味と様々な「出前一丁」が売られていたのです。

どの「出前一丁」のパッケージにもあの出前坊やが載っていました。日清食品の製品ですけど香港製造で、パッケージは中国語でした。

中華圏の「出前一丁」は、現在さらに多彩になっていて、パッケージの色も紫とか黒とかも出ていますよ。キーワード「出前一丁」でグーグルしてご覧なさい。出てくるのはほぼ中国語のサイトです。

メルボルンでは、近年「出前一丁」は多くのスーパーから姿を消しつつありまして、新たに登場したのはパッケージの日本語も懐かしい「日清らーめん」です。製造国はインドネシアですけど。

東京しょうゆ、北海道みそ、九州ぶらっく(豚骨黒ごま)の3つのフレーバーで、5パック入りで売っています。大手のスーパーならどこの店舗でも売っています。


日本のラーメンは大変人気があるので、この「日清らーめん」5パック入りもよく売れているようです。

我が家でも常にパントリーに常備していますが、うちの息子がしょっちゅうお昼にラーメンを作って食べます。

ちゃんとエライのは、ラーメンの麺だけ食べないこと。

ラーメンを食べる時には、必ずゆで卵とネギ、醤油味なら海苔も加えています。豚肉の薄切りがあればそれを焼いて入れたり、ハムやフィッシュボール(肉団子サイズのかまぼこみたいなの)を入れたりもします。自分なりのラーメン像というのがあって、一応それに近づけたラーメンを作って食べるのです。

インスタントラーメンは手軽に作れるだけではなくて、栄養もちゃんと取れるのですよ。

そして、やはりね、なんと言っても、

日本のインスタントラーメンは美味しいです!


日清ラーメンが容易に手に入るようになって嬉しいことは嬉しいのですが、私がここ数年ずっと食べたいと思っているのは、サッポロ一番の「塩ラーメン」です。

アジア食品店などに行く度にラーメン売り場に足を運びますが、売られている日本のラーメンは、日清のラーメンばかりですね。

サッポロ一番の「味噌ラーメン」と「塩ラーメン」は、実は私の最も愛好するインスタントラーメンなんですけど。なかなか見つかりません。

サンヨー食品さんには、ぜひオーストラリアでの販売網を開拓していただきたいものです。

日本以外の国のインスタントラーメンやヌードルが簡単に手に入るので、そういうのも時々買って食べてみますが、上の写真の右端に少し写っているちょっと変わったチキンの絵が付いた韓国製ラーメンね、あれは要注意ですよ。

私はある知人に勧められて食べてみたことがあるんですけど、あまりの辛さに頭の血管が切れるかと思いました。

東南アジア系のインスタントヌードルにも強烈に辛いのがあります。私が買ったインスタントヌードルには、小袋入りの唐辛子の粉が付いてきました。唐辛子の粉は入れずに、ソースだけ使って作りましたけど、そのソースは赤かったんです。一口食べて口が死にかけました。

あれに唐辛子の粉を追加する人もいるのですよね。だから小袋入りの唐辛子の粉が付いているんでしょ?

味覚が違うということですけど、いやあ今思い出しただけで汗が出て来ました。


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