2021年7月11日

トラウマとヒュンダイ車

ヒュンダイという韓国の車メーカーは、韓国語では「ヒョンデ」と発音するんだそうで、日本では社名が「ヒュンダイ」から「ヒョンデ」に変更されたんだそうですね。知らなかったです。

オーストラリアでは「Hyundai」のままです。そしてこの「ヒュン」というのが英語話者達には非常に発音が難しいらしく、まず「ヒュンダイ」とは発音されません。

よく聞くのは「ハイウンダイ」あるいは「ハイウンデェ」でして、音の響きが少し残念なのですけど。発音の点からすれば「トヨタ」とか「ニッサン」などは非常に発音しやすくてヨロシイ。

「ミツビシ」は難しいらしくて、発音に苦労する人は多いです。あと「マツダ」は完全に「マズダ」です。綴りが「Mazda」ですからね、英語社会では「z」が「ズ」と発音されるのは当然なんですけど。

それはともかく、

ヒュンダイですが、私はもう二度と乗らないと決めていました。あの恐ろしい経験はいまだにトラウマ(心的外傷)として残っておりまして、ヒュンダイ車には乗りたくないのです。

恐ろしい経験というのは、義母(夫の母親)が黄斑変性で視力が悪くなり車を運転できなくなった後、しばらくの間借りて乗っていたヒュンダイ車が、ある日ショッピングセンターの出口で速度を落とした際にエンストして動かなくなり、他の車をブロックするという悪夢のような出来事が起きたのです。

止まってしまったエンジンは、もうどうやっても動きませんでした。

パニーックですよ!

その日に限って携帯電話を家に忘れて来ていたので、ロードサービスを呼ぶにはショッピングセンター内の公衆電話に行くしかなくて。警告灯を点滅させ、ボンネットを開けて非常事態を他の車に知らせつつ(何しろそのヒュンダイ車が出口をブロックしちゃっているので)大汗をかきかき、行ったり来たりしているうちにエンジンが冷えたおかげか、再びエンジンがかかりまして、なんとかその危機的状況からは脱出したのですけど。

あれが交差点の中とかだったら…

修理に出して分かったことですが、そのヒュンダイ車のエンジンは、高温になるとイグニッションがうまく働かなくなるというトラブルが続出していたそうです。その時、私は二度とヒュンダイ車には乗らないと決めたのでございます。

そんなヒュンダイ車が、現在我が家にあるのです。

夫の父親が所有する車ですが、使うことがほとんど無いということで、ドバイ在住で現在一時帰国中の義妹が使っているのですけど、彼女が10日間のゴールドコースト旅行に行きましたので、その間うちの娘が使って良いということなんです。

と言いますのも、近くうちの夫は免許証を返納しなくてはいけませんので、勤めているツールショップへの送り迎えとかで私はカローラが必要なのです。ところがそのカローラは、娘が毎日のように通勤に使っておりまして。

義妹がドバイに帰った後も、うちの娘がヒュンダイ車を使って良いということなんですが、運転したことのない車に乗る自信がない娘はヒュンダイ車には乗りません。結局私のカローラを使い続けています。

お母さんがヒュンダイ車を使えと言うのですが、私はヒュンダイ車を使う気にはなれないんですよ。嫌いな夫の父親の車だし。

それに、私には私のカローラがある。

困りますねえ…

今日は日曜日。仕事が休みで家にいるんですから、娘にはぜひヒュンダイ車の運転練習をしてもらいたいです。


夫が乗っているトラックがあるじゃないかとお思いでしょうが、そのトラックは座席に座るだけで一苦労。踏み台か何かがないと私はトラックに乗れないんですよ。

じゃあ踏み台を常備しておけばいいじゃないかとお思いでしょうが、マニュアル車ですし、普通車と比べてギアチェンジが難しいし、ものすごい騒音がしますし、ガタンガタンと揺れますし、車体がバカでかいからバックなんて出来ないし、運転自体が難しいんですよ。

練習すれば良いじゃあないかとお思いでしょうが、身体の小さいアジア人のおばちゃんがあんなトラックを運転していると、警察に止められそうです。


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