2021年7月6日

フレンチクルーラーとドーナツ

ドーナツはオーストラリアでも簡単に手に入ります。スーパーでも売っていますが、ああいう揚げたお菓子は手作りが一番です。

作り方は簡単ですが、手作りしない理由は「油で揚げる」のが面倒だからというのが最大の理由でしょう。そういう方は、天ぷらもトンカツも作りません。

確かにね、使った後の油の処理は少し面倒です。私は、小さめの金属製のざるに油こし紙を敷いて、それを耐熱ガラス製の計量カップ(500ml)に乗せてから、少し温度が下がった油を濾します。すっかり冷めた油を濾すのは時間がかかるし上手くいきません。

油こし紙はダイソーで買いますが、無い時はティッシュを使います。

濾し終わった油は、冷めてからボトルに戻します。ボトルがPETですから冷めてから入れないと変形しますのでね。

ですから、油のボトルは、未使用の油のボトルと揚げ物に使った油のボトルの最低2本があります。使った油は、天ぷらや唐揚げなどに使った油とドーナツや揚げ菓子作りに使った油を別にしますから、合計3本のボトルが並んでいることも多いです。

慣れてしまえば大して面倒とも感じません。

ところで、

日本のドーナツショップでは、必ず買っていたのがフレンチクルーラーですが、フレンチクルーラーをオーストラリアで見たことがありません。

先日、チョコレートドーナツを作った後、油を鍋に入れたままにしていたので、油を片付ける前にフレンチクルーラーを作ることにしました。

フレンチクルーラーというのは基本的にシュー生地を油で揚げたものです。私は自分のシュー生地のレシピを使います。

お店のやつのようには行きませんが、簡単に作れるんですよ。絞り出し袋が必要ですが、使い捨ての絞り袋を使えば、普通のドーナツを作るよりも手順は簡単です。スーパーで手に入る使い捨ての絞り袋にはプラスチック製の口金が入っていますから、それを使えばヨロシイ。


材料と作り方は以下のとおりです。(オーストラリアの1カップは250ml)

<材料(12個分)>
水 1/4カップ
牛乳 1/4カップ
バター 50g
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1
レモンの皮のすりおろし *入れなくてもヨロシイ
セルフライジングフラワー(ふくらし粉入りの小麦粉)1/2カップ
卵 2個 *全部入れる必要はありません
揚げ油

<ハニーグレーズの材料>
アイシングシュガー(粉砂糖) 1/2カップ
ハチミツ 大さじ1
牛乳 小さじ1 *必要ならもう少し足す
バニラエクストラクト 数滴

<作り方>
1.小鍋に水、牛乳、バターを入れて火にかける。塩、砂糖、レモンの皮も入れてかき混ぜてください。シリコン製のスパチュラ(ヘラ)が便利です。バターが溶けて沸騰し始めたら弱火にし、小麦粉を入れてよく練ります。鍋から離れて塊になったら火を消します。
2.卵を少しずつ加えながらよく混ぜ合わせます。シュー生地を作る時の要領です。ただし、やや硬めの生地にしますから卵を全部加えなくても良い場合があります。生地がヘラからドロっと垂れて落ちるようだと柔らかすぎです。
3.ベーキングペーパーを10センチくらいの四角に切ります。12枚用意してください。星型の口金を付けた絞り袋に生地を入れて、ベーキングペーパーに7センチ位の円状に絞り出します。ぐるぐると2重か3重くらいに絞り出してください。
4.160度くらいのやや低めの温度で揚げます。ペーパーごと生地が下になるように油に入れるとすぐにペーパーが剥がれますから、ペーパーは取り出します。5〜6分ぐらいかけてカリッとなるまで揚げます。
5.好みのアイシングを作って上からかけるかアイシングに上半分だけ少し浸けるかしてアイシングでコーティングします。

レシピはこちらです。英語ですが、もう少し詳しく書いています。

先日作ったチョコレートドーナツのレシピはこちらです。溶かしたチョコレートを付けていますけど、このドーナツはちゃんと甘いので、チョコレートやアイシングを付けなくても十分美味しいです。



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