2021年7月12日

送り迎え往復2時間

先天性の黄斑変性という疾患があるうちの夫は、先週受けた視野検査で運転に適性な視力が無いと分かり、VicRoads というヴィクトリア州の運輸交通局みたいなところから「あなたはもう運転しちゃあいけませんから運転免許を返納しなさい」という連絡が来るのを待っているところです。

運転免許を返納するまでは運転は続けるつもりでした。勤めているツールショップにも車で通勤して来ましたし、商品の配達も通常通りにやっていました。

しかし昨日の日曜日、仕事から帰宅するなり、昨日を最後に運転をやめると宣言したんです。

最大の理由は、すでに自分には運転に適性な視力がないと知っている今、もしも事故を起こしたら自動車保険で保証されないということに気づいたからだそうです。

現在勤めているツールショップはムーラビン(Moorabbin)というところにあるのですが、我が家から遠くて、交通量の多い道を片道1時間近く、毎日朝晩暗い中を運転していますから確かにリスクはあります。

商品の配達で運転するエリアは広いですし、交通量の多い道が多いですし、使っているのは自分のトラックです。トレーラーを引っ張って配達することも多いです。何かあったら全面的に個人の責任になる上に、自動車保険で保証されないと言うんです。

見えなくなったことを自覚するような何かがあったんでしょうか。

とにかく、本人の意志で、昨日の7月11日を最後に運転することをやめました。

しかし、まだ転勤はしていませんからムーラビン(Moorabbin)の店舗まで行かなくてはいけません。バスを乗り継いで行けばバスで行けないことはないですが、片道2時間かかりますから、私が送り迎えをしなくてはいけません。

今朝は、他の店舗から商品をピックアップしなくてはいけなかったために、家を出たのは普段よりも遅い6時40分。

商品をピックアップしてから、夫が勤めている店舗まで送って行き、リングウッドの街まで帰ってきたのが8時45分でした。自分が働いている場所を私に見せたいと夫が言うので、5分ほど店にいましたから、送り迎えに要した時間はちょうど2時間でした。(と言いうか、家までは帰っていませんでしたけど。)

リングウッドの街でスーパーに寄って少し買い物をしてから帰宅したのが9時40分。家を出てから3時間が経っていたのでした。

疲れました…

普段こんなに長時間運転することはないのです。

片道1時間で往復2時間。朝と夕方で一日4時間の運転です。暗い中を運転するのは苦手ですが、頑張るしかありません。頑張るしかありませんけど、こんなことが長く続けられるとは思いません。

早く家から近い店舗に転勤させてもらえることを祈るばかりです。バスでも通勤できる店舗が一つありますが、そこに勤めてくれると私は助かります。


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2 件のコメント:

  1. 困難は次々にやってくるものですね。 私も一時期そういう時がありました。私が困難に立ち向かっている姿を見て自分もと思ってSOSを発してくるのか理由はわかりませんが、そうだとすると人災という事も考えられます。当時は真剣に考えました。時には50キロ以上離れて住んでいる義母まで参戦してきて、意味不明でした。誰か一人ぐらい、自分だけは迷惑をかけないようにしようと思ってくれないかと思いましたが、誰も思いやってくれるひともいませんでした。バスは本数が少なくても
    あるにはあるのなら、1週間に一回でもそれで通って頂いたらどうでしょう。カローラも
    一週間に一回ママのお買い物の日には使わせてね、など譲歩していただけるといいですね。
    良い案が見つかることを祈っています。

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    1. snowmanさん、コメントありがとうございました。その時その時の状況に適応しながらなんとかやっていくしかないと思っています。困難に出会うとものの見方や感じ方が変わってきますね。今はどうやって夫を支えてあげられるかしか考えられないのですが、伯母さんの家から仕事に通うと決めてくれて正直言うと助かりました。

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