一応記録としてブログの記事に書いておこうと思います。
その失敗と言いますのは、「塩」と「砂糖」の間違いです。「塩」と「砂糖」を間違えるなんて、これまでの長い人生で1回しか無かったんですよ。
「1回あったんですか?」とお思いのそこの貴方、貴方でもやっちゃいますよ、その間違いは。
あれはまだ私が若かった頃。うちの夫(当時はボーイフレンド)とキャンベラに住む夫の叔母さん家族を訪ねた時のことです。叔母さん宅の隣りには、夫の祖父母(叔母さんの両親)が住む小さい家がありまして、祖父母はその時不在だったので、私達はその離れの家に滞在しました。
キッチンの電気ケトルの横にインスタントコーヒーの瓶が置いてあって、その横には砂糖が入った容器がありました。うちの夫にコーヒーを作ってあげたんですけど、砂糖を一匙入れてくれと言うので入れました。
そして、そのコーヒーを飲んだ夫が顔を歪めて叫んだのですよ。
「何だこれ!」
砂糖だと思ったのは塩だったのです。
どうして電気ケトルとコーヒーと一緒に塩を置いておくんですか!
あれは失敗だったけど、私には落ち度がない失敗だったと考えております。誰だって、コーヒーのすぐ横に置いてあるのは砂糖だと思うでしょう!
ところが、
今回の私の失敗3連発は、私の不注意以外の何物でもないんです。もしかしたら認知症の始まりかもしれませんけど。
1回目は、大根と人参のなますを作っていて、「少し甘みが足りないな」と思ってお砂糖を小さじ1杯ほど足したんです。よく混ぜてから味見をしたら塩味が強くなっていました。間違ったことにはすぐに気付かず、期待したような味にならなかったのでおかしいなあと思いながら容器を見たら、それはお砂糖の容器ではなく塩の容器だったのです。
私は、塩と砂糖は色も形も全く同じ容器に入れています。取っ手付きで蓋が開けやすいよくあるタイプの四角い容器です。塩と砂糖の見分けがつきにくいので、家族でも分かるようにひらがなで取っ手に「しお」「さとう」と書いてあるのです。
大根と人参のなますは、水で洗ってから味付けをし直しました。
2回目は、お昼ご飯に炒めものを作った時、豚肉と野菜を炒めて軽く塩コショウで味付けしたんですけど、ご飯に乗せて食べたら「うへっ」と思いました。豚肉の砂糖コショウ味は、ご飯に合いません。醤油を足して甘辛味に味付けし直して食べました。
そして、昨日の3回目。
私はパンの生地を作っていました。イーストの餌として砂糖を大さじ1杯入れるんですが、昨日は粉を1.5倍に増やしたので、砂糖も少し増やそうと思って大匙山盛り1杯入れました。
次に塩を入れようと思って塩の容器を手に取ったら、取っ手に「さとう」と書いてあったんです。
つまり先程大匙山盛り1杯入れたのは、塩だったのですよ。
そんなにたくさんの塩を入れたパンは塩辛すぎて食べられませんから、塩はできるだけ取り除いたんですけど、焼き上がったパンは、やはり塩辛すぎました。もっと粉を足せばよかったと後から思いました。
うっかりミスだったと思いたいです。
もう二度と間違わないように、取っ手のところだけではなく蓋にも「しお」「さとう」と書いておきました。これなら、使う度に必ずそれが目に入りますからね。もう間違わないはずです。
これでまだ間違うようなことになると、いよいよ認知症の始まりという可能性が…
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