2021年3月22日

柚子はその後どうなったか

昨年の10月(春)のこと。

雨の多い天気が幸いしたのか、私が植木鉢で育てている柚子の木に数え切れないほどたくさんの花が咲き、その後「100個以上実がなっているんです!」と興奮して記事を書いたのは、12月の初めでした。

今から思えばあまりにも楽観的すぎたというか、無知だったというか。

100個以上あった実はほとんど落ちてしまい、あわや全滅かと思ったら、3個が生き残っていたのでした。下の写真を撮ったのは1月30日。


その3個の実がその後どうなったのかという話なんですけど、お見せいたしましょう。

あれから、2ヶ月半経ちまして、現在このような姿になっているのです。



大きくなってるでしょ?直径3センチ以上あります。柚子らしい姿形です。

うれし〜い!

昨年収穫できたのは、ビー玉サイズの1個だけ。その貴重な1個は、お吸い物に入れて香りを楽しんだだけでなく、七味を作りまして大いに楽しませてもらいました。

今年は種を植えることができるかもしれません。

柚子は通常接ぎ木で増やすそうですが、種から育てられないわけはないと思いますので、やってみます。

ああ、本当にうれしいなあ。


手に入りにくい、あるいは絶対に手に入らない日本の野菜は、自分で植えて育てれば食べることができる可能性があります。

青ジソは簡単に育てられます。種の入手も比較的簡単です。

ミョウガは植えた場所が悪かったのか、メルボルンの季節に適していないのか、上手く育っていません。場所を変えて再挑戦してみます。

ゴボウは今年は植えませんでしたが、種さえ手に入れば育てるのは難しくないです。

ヨモギの種は育ちませんでした。再挑戦します。

サツマイモを栽培したいですけど、苗は手に入りませんから、時々中国系の八百屋で見かける芋からどうやって苗を育てたらいいのか、勉強しないといけません。

今最もほしいのは山椒の木です。どなたか日本に行く予定のある方、三椒の種を買って帰ってきて下さいよ。植物の種のオーストラリアへの持ち込みは、検疫でちゃんと申告し、その際に植物の学名を証明できると調べてくれます。

これまで、野菜の種を持ち込んだことがありますが、商業的に包装されたものなら、パッケージ写真でどういう野菜か分かりますので、禁止されていないかどうかを学名で調べてから、袋を開けて種に虫や泥などが付着していないことを確認して、問題がなかった時は持ち込むことができました。

山椒の学名「Zanthoxylum Piperitum」というのを証明できると、山椒の持ち込みは禁止されないと思うんですけどね。

自分の家の庭に山椒の木があってごらんなさい。木の芽和えとか作って食べることができるんですよ。山椒の若葉のあの香りは、代替品がないですからね。


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