長編みで丸モチーフを編む時に、鎖3目で立ち上がるのが基本のテクニックですが、どうしても鎖で立ち上がった部分が分かります。糸によっては目立ちます。
長編みと鎖では形状が異なるので仕方がないんです。気にはなるけど、こういうものだと思っていました。
さて、昨晩のことですが、YouTubeを見ていたらオススメ動画として「丸モチーフの編み方」というのが表示されました。今さら丸モチーフの編み方を習う必要もないと思いましたけど、その動画の再生回数が220万回以上のというのに気が付きまして、編み物動画で220万回はちょっと凄いことですから、どういうことなのかと思って見てみたんですよ。
そうしたら、貴方、
目からうろこ!
凄いわ、この編み方!
見てください、この編み方で4段まで編んでみましたけどね、どこで立ち上がっているのか分からないでしょ?
編み方は動画を見ていただければ一目瞭然ですが、この動画がいつか削除されるなどして見れなくなった場合のために、説明を書いてみました。
動画はこちらです。
1.編み始め
輪を作って鎖編みを一つして糸の位置を固定します。
細編みを1目してから鎖を1目、これが編み始めです。
2.ぐるりと一周長編み
糸の太さに応じた目数の長編みをします。
3.つなげ方
編み始めの最初の長編みの頭に後ろからかぎ針を入れ、編み終わりの輪になっている糸を引っ掛けて後ろへ引き抜きます。
引き抜いた糸を少し引っ張り出して輪を大きくし、この輪の中にモチーフを通します。
糸の張りを調整して完了!
4.次の段の編み始め
かぎ針に糸を引っ掛けてから細編みを1目、それから鎖を1目、これが2段目以降の編み始めです。
5.増し目をしながら長編み
通常の丸モチーフと同じように増し目をしながら長編みを編んて行きます。最後の渡り糸にも長編みを編みます。そうしないと数が合わなくなります。
6.つなげる
「3. つなげ方」と同じ方法でつなげます。
編み始めの最初の長編みの頭に後ろからかぎ針を入れ、糸を引っ掛けて後ろへ引き抜きます。
引き抜いた糸を引っ張り出して輪を大きくし、この輪の中にモチーフを通します。
糸の張りを調整したら、(4)からの繰り返しです。
編んでみたくなったでしょう?
検索で辿り着きました。目立たなくて綺麗に編めるのですが、編み直そうとするとき、どうやって解くのかわかりますか?試行錯誤しましたがグシャグシャに絡まってしまいました。たぶん簡単に解ける方法があるはずなんですが…。色々試しましたがダメでした。わかりますでしょうか。
返信削除お返事が遅くなってごめんなさい。インフルエンザで1週間もダウンしていたんです。
削除これをほどくのは簡単には行きませんね。各周の最初の目は結び目になっていますから。目を引き伸ばして大きな輪にしてから全体を通しているでしょう?だから、ほどけないその結び目に来たら、目をゆるめて再び大きな輪にして全体を逆方向に通せば結び目はほどけますよね。
それくらいしか私からはアドバイスできません。ほどかなくても良いようにうまく編んでください。