2021年3月29日

謝罪のケーキと糖尿病

インターネット接続用ケーブルの修理に技術者がやって来ることになっていた今日。

先日私が大変失礼な態度で追い返したあの技術者がやって来たら、無礼をあやまらなくちゃあいけないと思い、コーヒーとケーキくらいは出すと心に決めておりましたので、今日は朝早くからケーキを焼きました。

どのケーキを焼こうかと悩んだ末、やはりあのケーキを焼くことにしました。

私がウェブサイトに掲載しているケーキのレシピの中で最も自信を持っているキャロットケーキです。

このケーキは「My Legendary Carrot Cake」と名付けています。「Legendary」というのは、伝説になるほどよく知られたとか有名なという意味ですけど、うちの家族がこのケーキのことをそう呼んでいたのですよ。

このケーキのことは、10年も前に記事に書いていますので、レシピ誕生までの経緯などを読んでみてくださいね。

大量の人参が入っているこのケーキは、食べた人が皆んな褒めてくれるくらいなんですから、あのNBNの技術者さんも気に入ってくれるんじゃあないかと思いまして。食べやすいようにカップケーキにしました。

とにかく計量が簡単なレシピです。材料はいろいろ入りますが、とにかく混ぜて焼くだけなので簡単です。

美味しく焼き上がったキャロットケーキでしたが、なんだかいつもと違いました。キッチンに充満するあの得も言われぬ良いニオイのはずが、なんだか違うんです。

久しぶりに作ったので、レシピをちゃんと確認してから作ったんですけど、もう一度レシピを見てみたら、

バニラを入れ忘れたあ!

悔しい…

自信作ですので、完璧ではないというのが自尊心に痛いです。

そして、

バニラを忘れたことでくよくよしていた午前10時前、やって来たのは、あのNBNの技術者でもなくTelstra のスタッフでもなく、請負業者の白人のおじさん。オレンジ色のハイビズシャツを着ていました。

あのNBNの技術者ではなかったのは残念でしたが、せっかくキャロットケーキを焼いたのだから、ちょうどモーニングティーの時間だったし、そのおじさんにお出ししようかと思ったら、このおじさんは糖尿病のためケーキは食べられないのでした。

キャロットケーキが嫌いで食べない人はいないと思ったけど、糖尿病でケーキが食べられないというのは想定外だったな。

ところで、

今朝焼いたキャロットケーキはこれです。


これにクリームチーズフロスティングを塗るつもりでしたけど、うちの家族が食べるだけですからもうフロスティングはいいです。


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