先日私が大変失礼な態度で追い返したあの技術者がやって来たら、無礼をあやまらなくちゃあいけないと思い、コーヒーとケーキくらいは出すと心に決めておりましたので、今日は朝早くからケーキを焼きました。
どのケーキを焼こうかと悩んだ末、やはりあのケーキを焼くことにしました。
私がウェブサイトに掲載しているケーキのレシピの中で最も自信を持っているキャロットケーキです。
このケーキは「My Legendary Carrot Cake」と名付けています。「Legendary」というのは、伝説になるほどよく知られたとか有名なという意味ですけど、うちの家族がこのケーキのことをそう呼んでいたのですよ。
このケーキのことは、10年も前に記事に書いていますので、レシピ誕生までの経緯などを読んでみてくださいね。
大量の人参が入っているこのケーキは、食べた人が皆んな褒めてくれるくらいなんですから、あのNBNの技術者さんも気に入ってくれるんじゃあないかと思いまして。食べやすいようにカップケーキにしました。
とにかく計量が簡単なレシピです。材料はいろいろ入りますが、とにかく混ぜて焼くだけなので簡単です。
美味しく焼き上がったキャロットケーキでしたが、なんだかいつもと違いました。キッチンに充満するあの得も言われぬ良いニオイのはずが、なんだか違うんです。
久しぶりに作ったので、レシピをちゃんと確認してから作ったんですけど、もう一度レシピを見てみたら、
バニラを入れ忘れたあ!
悔しい…
自信作ですので、完璧ではないというのが自尊心に痛いです。
そして、
バニラを忘れたことでくよくよしていた午前10時前、やって来たのは、あのNBNの技術者でもなくTelstra のスタッフでもなく、請負業者の白人のおじさん。オレンジ色のハイビズシャツを着ていました。
あのNBNの技術者ではなかったのは残念でしたが、せっかくキャロットケーキを焼いたのだから、ちょうどモーニングティーの時間だったし、そのおじさんにお出ししようかと思ったら、このおじさんは糖尿病のためケーキは食べられないのでした。
キャロットケーキが嫌いで食べない人はいないと思ったけど、糖尿病でケーキが食べられないというのは想定外だったな。
ところで、
今朝焼いたキャロットケーキはこれです。
これにクリームチーズフロスティングを塗るつもりでしたけど、うちの家族が食べるだけですからもうフロスティングはいいです。
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