2021年3月4日

手術から2ヶ月半が経過して

うちの息子が、ハイスクールの頃から誰にも言わずに一人で苦しんでいたというお尻のトラブルをついに GP(かかりつけの一般開業医)に相談したのは、2019年の12月でした。

GPはすぐに専門医の診察を受けるよう手配してくれました。公立病院の専門医に会えるまで2〜3週間待たされて、診察の結果、クローン病かもしれないということで内視鏡検査を受けることになり、2週間待たされて検査を受け、結果を聞きに行くのにさらに2週間待たされて、再検査が必要と言われてまた2週間待たされて。

やっと再検査を受けてから、さらに2〜3週間待たされて、ようやくクローン病ではないと分かって手術の方針が決まったのは、もう4月。

そうしたら新型コロナのせいで、命に関わらない手術は中止になりました。

その後、手術は再開されたものの、何ヶ月待っても息子の順番は回って来ず、待たされ続けているうちにお尻は悪化して、激しい痛みのせいで息子は寝たきりになってしまったのでございます。

公立病院で手術を受けると基本的に無料なのですけど、待ち時間が凄いことになっているわけで、暗いトンネルの先に光など全く見えなくなっていたわけですが、手術費用を援助してくれた夫の家族のおかげで、民間の病院(手術費用全額負担)で手術を受けるとができました。

手術は昨年のクリスマス前でした。

あれから2ヶ月以上が経ち、息子は昨日診察を受けに行きました。うちの夫が仕事を休んで付き添いました。

時間はかかっていますが、治ってきてはいるようです。2回めの手術が必要かどうかはまだ分かっていません。公立病院からは何の連絡も来ませんが、息子は順番待ちリストに入っているので、次回の診察はこの医者が週に数日だけ勤務している公立病院で、おそらく4月中旬になる見込みだということです。

その時までには治っている可能性があり、その場合は当たり前ですけど2回目の手術は不要です。治っていなければ、2回めの手術をすることになるそうですが、1回目よりも簡単な手術になるんだそうです。

医療制度の優れた日本だったら、とっくの昔に手術をしてもらって、今頃はもうお尻も治って仕事をしているのかもしれませんけど。

ああ…

いつまで続くんでしょうか。

何事も心配で気になる息子は、痛みにも弱い体質というか性質で、お尻が完全に治るまでは本気で仕事をする気になれないのかもしれません。

長いです…


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