2020年11月7日

還暦ですけど嬉しくないです

ついに還暦を迎えました。今日で60歳です。

いやあ、「還暦」なんて言葉も「60歳」もあまり書きたくはないね。だって正直なところ、自分としては、

信じがたいんですよ!

干支が一周りして最初に戻るっていうことで還暦と言うそうですけど、干支って十二支じゃあなかったんですね。私は知りませんでしたよ。

60年もの長い年月を生きた人には、赤いちゃんちゃんこを着せてお祝いしていたのは昔のことなんでしょうかね。今でもやってるの?

私はそんな年寄りじみたことはしたくないですけど。

以前は、「60歳」には「おじいさん・おばあさん」というイメージを持っていましたが、実際に自分がその歳になってみると、そのイメージと自分自身がそぐわないんです。

中身は40代の頃の自分と変わらないんですから。

ですからね、「60歳」というのがもうなんというか、理解しがたいと言うか、何か間違っているような気がするのですよ。

60歳で現役引退、定年退職っていうのもね、自分がこの歳になってみて分かったことですけど、問題ありですね。まだまだ現役で大活躍できる人は大勢いるでしょう。

ああ…

とにかく、今日から私は世間的には「Old Woman」なのでございます。

そんなの嬉しいわけがないし、お祝いなんかする気にもなりません。新型コロナの規制のせいで夫の家族達も集まれませんから、特別なことはしたくない私には好都合ですけど、一応お祝いということで娘がご馳走を作ってくれるそうです。


60歳になってポジティブな影響を感じることが一つあります。親との関係について開き直る気分になれることです。子供の頃に受けた「心の傷」はいまだに後を引いていて、この歳になっても親に何を言われるだろうかと理由もなくビクビクしている自分に対して、

「60歳にもなるおばちゃんのアンタが、90歳近くになる親から何を言われるかとビクついてどうする!」と、活を入れられるんです。

そうすると、ビクビクしていることがアホらしく感じられます。すると心臓のバクバクもすみやかに落ち着いて元気も出るのですよ。


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