新型コロナがなかったら、とっくの昔に手術をしてもらって、今頃は元気百倍だったはず。飲食店も営業再開したことですし、時には友人達と集まって飲み食いしたりして、家に閉じこもり続けることもなかっただろうに。
息子は、ほとんど部屋から出てきません。
食事の時には出て来ますけど、ラーメンや焼き飯を自分で作って食べていますけど、
立って食べています!
お尻が痛くて座れないから。
「アンタさあ、毎日ずっと部屋で寝てるの?」
「朝トイレに行くと破れて出血して痛くてたまらないから部屋でお尻を露出して痛くない体勢でベッドに寝転んで過ごしてる」
「…」
お母さんは返す言葉がなかったです。
病院に問い合わせをしてみたらどうだろうかと言いましたら、夫に叱られました。そういうことは迷惑だからしちゃあダメだって。
命に関わらない手術は延期ということになっていた数ヶ月の間に、命に関わるような状況に悪化しても手術してもらえなかった人達も大勢いるはず。
皆んな少しでも早く手術を受けたいと思っているはずで、病院の医者もスタッフもそれを知っていて一生懸命頑張ってくれているはず。
病院に問い合わせをすれば、彼らの仕事を増やすだけで大迷惑であると。
つまり、
息子は、ひたすら待つしか他にできることはないと…
私達家族は、高額な民間の医療保険に加入していませんから、公立の病院だけが頼りです。公立の病院は通常でも順番待ちがすごいことになっているんですけど、新型コロナのせいで命に関わらない手術は何ヶ月も中止になっていたんです。
手術が再開されてすでに何週間にもなりますが、病院からは何の連絡もありません。
待つしかないのか…
0 件のコメント:
コメントを投稿