夫から指南された私は、時々完璧な茹で卵が作れますが、ちょっと硬すぎたりちょっと柔らかすぎたりするのが常でして、茹で卵作りに関しては夫にかなわないのでございます。
完璧な茹で卵作りには、決まった大きさの片手鍋と決まった大きさの卵6個が必要です。その決まった片手鍋がないと夫は作ろうとしません。要は温度とタイミングなのです。
さて、今日のお昼すぎ。
うちの息子がラーメンを作ろうとしていました。息子は麺だけを煮て食べるというようなことはしません。麺を茹で始める前に、必ずトッピングの準備をします。
茹で卵は大抵いつでも作って置いてあるのですが、昨日はそれがなかったために、息子は自分で茹でていました。一番小さい片手鍋で、2個の卵を。
お湯の量が少なすぎて、卵は半分もお湯に浸かっていないくて、時間を計っている様子もなくて、
そんなやり方で上手くいくはずがない!
と思ったら、案の定卵は柔らかすぎたのでした。
と思ったら、案の定卵は柔らかすぎたのでした。
ここで、息子は判断を誤ります。電子レンジでチンしてもう少し硬くしようとしたのです。
ポン!ドガン!
とキッチンから音がしたと思ったら、息子が電子レンジの所に走って行くのが見えました。娘もやって来ました。
恐る恐る電子レンジの扉を開け、
うおお…
と唸る二人。
卵が2個無駄になりました。しかし、破裂したのが電子レンジ内だったのは幸いでしたよ。掃除が簡単でしたからね。
それにしても、
私達家族は「茹で卵をチンするべからず」と学んでいるはずなのに、何故またチンしようと思ったんだか。
あれは、息子が7歳、娘が5歳になった頃でした。茹で卵をチンしたのは私です。茹で卵を作ったのも私です。殻をむいでみたらその卵がサンドイッチにはあまりにも柔らか過ぎなのは明らかでしたから、少し硬くしようと思ったんです。
お皿に載せてチンして、まだ柔らか過ぎると思ったので再びもう少しチンして、取り出して、台の上に置いて、ナイフで茹で卵を切ろうとしたその時ですよ、
バンッ!
と破裂して、卵は粉々になって飛び散りました。
天井から壁から戸棚のドアからもうキッチンは卵だらけ。たった1個の卵が、どうやったらあれほどの広範囲に飛び散ることが出来るんだ!っていうくらいに。
掃除が大変でした。
茹で卵破裂事故を経験したことがない貴方、
茹で卵をチンするべからず!
ついでですが、栗も破裂します。
以前オーブントースターで焼き栗を作ろうとして、ひどい目にあったことがあります。
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