2017年3月1日

ドメイン登録後の悪夢

このブログをいつもお読みくださっている皆さんはすでにご存知のことと思いますが、私は趣味でレシピのウェブサイトを運営しております。

自分の料理を子供たちに残すために、頭の中にしか無いレシピをノートに書き始めたのが最初ですが、文字で書くだけじゃなくて写真も載せたいと思い始めたら、ウェブサイトにするのが一番簡単かもしれないと思いまして、どうせウェブサイトにするなら一般公開しようと、そうやって始まったんです。

タイトルは、「ジェイミー・オリバー」とかですね「ナイジェラ・ローソン」のように、名前で行こうと考えまして、「ヒロコ・リストン・ドットコム(hirokoliston.com)」でずっとやって来たんですが、セレブの場合と一般人の私とでは勝手が違いました。

フェイスブックのページタイトルも「hirokoliston.com」なんですが、一般人のレシピサイトとしては、あまり良ろしくないタイトルだという話が出まして、「ヒロコのレシピ(hirokosrecipes.com)」に変えたんです。

この「hirokosresipes.com」というドメインを登録したその日から、

悪夢が始まったのですよ!

「ドメインを登録したらウェブサイトが必要でしょう。私達がウェブサイトをお作りします」
「ロゴデザインは我々におまかせください」
「ウェブサイトのホスティングは、我が社のサービスが断然お得です」
「検索エンジンでトップページに表示できるようにしませんか?」
「ウェブサイトからガッポリ稼ぐ秘訣を知りたいなら我々にご連絡を!」

毎日毎日、メール(多くはインド系から)が、ガンガン届くんですよ。しかも、それらのメールは自動的にスパムメールフォルダにフィルターされないし。

さらに、恐ろしいのは、電話がかかってくるのです! (私の苦手なインド訛りの英語で!)

あいつらは、どうやって電話番号を手に入れたんだよ!

長年、ドメインの登録やホスティングサービスでずっと利用してきたシドニーにある Netregistry という会社を通して登録したんですがね、まさか第3者に顧客情報を売り渡しているんじゃあなかろうな。

Netregistry め、もしそうだったら「お取引終了」だぞ。

ドメインを登録すると、登録者の名前やメールアドレスや電話番号が一般に公開されてしまうという仕組みになっていたりする… わけないよね。

連日続く悪夢に怒りまくった私は、Netregistry のカスタマーサービスに電話を入れて文句を言う勇気はないので「申し立て」を送ったんですけど、そろそろ返事が来るはずです。

これまでにいくつもドメインを登録したけど、こんなことは一度もなかったんだけどなあ。


続報です。

Netregistry から返事をもらいました。

ドメインを登録すると、登録者の名前やメールアドレスや電話番号が一般に公開されてしまうという仕組みになっていたりする… わけないよねと思いましたけど、そうなんですって。

「.com」とか「.net」などのトップレベルのドメインを登録すると、登録者の情報がWHOISのディレクトリーに入れられるので、サービスを提供したい人達が検索して探し出すことができるんですって。

検索できないように登録者情報を隠したかったら、Domain Privacy といった有料サービスを利用するしかないそうです。

そうだったのか…。

皆さん、ご存知でしたか?

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