2017年3月15日

マングローブが1000キロに渡って枯れたのは

昨年のことですが、オーストラリアの北部、熱帯に位置するカーペンタリア湾に面して広がるマングローブの林が、およそ1000キロメートルほどたったの1ヶ月ほどで死んでしまったというニュースがありました。

枯れてしまった面積は7400ヘクタールでした。

撮影はノーマン・デューク博士

エルニーニョの影響で海面が下がり、枯れてしまうことはこれまでにも記録されているそうですが、これほどの面積が一度にしかも1ヶ月のうちに枯れてしまうようなことは、これまでになかったことです。

マングローブの研究をしておられるジェームスクック大学のノーマン・デューク(Norman Duke)博士によると、昨年の大規模なマングローブの死滅は、エルニーニョの影響による海面低下はもちろんですが、異常な高温と降雨不足が大きな原因だそうです。

撮影はノーマン・デューク博士

地球温暖化の影響が最も深刻に一番最初に現れるのはオーストラリアであろうという話がありますが、たしかに毎年あるいは毎月、いろいろな最高気温記録を更新しています。

世界のリーダー達(おもに政治家)の中には、地球温暖化なんて真実ではないと、科学者達のでっち上げであると唾を飛ばす人達がいますけど、私はうちの子供たちに言い聞かせているんですよ。

これからの世の中は、まず水よ!

平均気温がさらに上昇していくことと海面の上昇を頭において、水のあるところ、食べ物を自給できるところに住むべし!

まだまだ暑いメルボルンです。雨が降って欲しいです。

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