たった一つの講義のために1時間かけて大学まで行くのは面倒くさいだろうに。しかもその講義のスタートは4時15分だったんです。
でもね、セメスターも第1週目ですし、お母さんのようにズル休みを考えたりしない真面目な学生のうちの娘は、ちゃんとお昼過ぎから準備をしていました。
久しぶりに仕事に集中できた私は、午後の出発予定時刻ギリギリまで仕事に没頭しまして、「さあ、もう行かなくちゃあ」と大急ぎで玄関へ!
そこへ二階の部屋から下りてきた娘が、
ゴス系ブラッツだった!
さて、ここでブラッツ(Bratz)をご存知でない方のために、少し説明をさせていただきましょう。
ブラッツ(Bratz)というのは、玩具の人形です。リカちゃん人形やバービー人形のように、着せ替えやヘアスタイリングをして遊ぶのです。
初めて見た時にはびっくりしました。頭が超デカイんです!そして目と唇がすごい。大変個性的なんですよ。髪の毛や肌の色がすべて異なるいくつかのキャラクターがいて、今時の子供達には絶大な人気があるのです。うちの娘も持っていました。
テーマによってメークやファッションの異なる人形が発売されていますけど、「ミッドナイトダンス」というシリーズがあったんです。
「ミッドナイトダンス」のヤスミン |
二階から下りてきた娘の顔は、こんな感じだったの。このヤスミンをもっとゴス風に、全身真っ黒にした感じをご想像ください。
首には、「ウォレスとグルミット 危機一髪!」に登場した連続羊殺し犯のプレストンが付けていた首輪とそっくりの首輪も付けていました。
プレストン |
「うわあ、すごっ!」
「What?」
「何がって、アンタさあ… ク、ク、クチビルがさあ、ほとんど黒じゃん」
「I want to look like this today(今日はこういうふうにしたいの)」
「今日はハロウィーンじゃないのよ!」という余計な一言が口から出そうになるのをグッと我慢したお母さん。
個性的を主張するのは良いことです。メイクでもしてみようと思ったのも、電車に慣れてきたことだと思います。
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