2017年3月7日

くたくたに疲れている理由

オーストラリア人は、疲れてクタクタであるという意味で、「knackered」という言葉をよく使います。

「I'm knackered!」(「アイム・ッケド」と聞こえる)という風にね。「もうクタクタだよ」ってことですけど、夫は心身ともにもうヘトヘトであるというような時に「knackered」を使いますね。

何でそんなにお疲れなのかといいますと、休んでいなからですよ。ツールショップの仕事が休みの日には、早朝よりコミュニティーマーケットだの、コミュニティーハウスの手伝いだの、地元の幼稚園のBBQのお手伝いだの、コミュニティー・カーラリーだの、コミュニティー奉仕活動で休む暇がない。

さらに、人助けを愛する人間でありますので、助けを頼まれると今日はちょっと無理だと断れず、過密スケジュールの合間を縫って、倒れた木を片付けるお手伝いだの、引っ越しのお手伝いだの、取り除きたい木を切り倒して根っこを掘り出し、倒した木を切り刻んで処理したりというお手伝いだの、それも我が家から片道2時間もかかる街に引っ越した懇意の老夫妻の家まで行っての作業とか。

はっきり言って、最近は夫とゆっくり話をする時間などありませんというか、姿を見かける時間もあまりない。

こうしたライフスタイルは、誰に強制されたものでもないんですからね。自分で好んでいやっているんですからね。

「knackered」という言葉を発するほど疲れてくると、ご機嫌も悪くなり怒りやすくなるし、こうしたバランスの崩れた生活は「双極性障害2型」の悪化の原因にもなると思うので、一言助言したいものですが、助言するタイミングを絶対に誤らないように、慎重にタイミングを見計らわないといけません。

こんな風だから、草切りも落ち葉や枝の掃除も壊れたフェンスの修理もガレージの片付けも、家のことをする時間なんて当然ないんですよ。くたびれて家に帰ってきたら、Netflixでドラマや映画を観てるか寝てるかのどちらかですから。

困ったもんだ。

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