先日BBCのニュースサイトで「金よりも高価な香り(The scent that's pricier than gold)」という記事を読みまして、Agarwood という木のことを初めて知りました。
「香」というものに全く関心のなかった私ですが、インセンスとかアロマとか最近ちょっとしたマイブームになっているんです。
昨年のクリスマスにうちの娘がプレゼントとしてインセンススティックをもらったんですがね、娘が要らないというので私がもらったんです。パッケージをすぐに捨ててしまったので、そのインセンススティックの香りが何なのか分かりませんが、いい匂いがするんですよ。
中に芯として竹が入っていますし、煙を吸い込むのは身体に悪いような気もしますが、家中がいい匂いに包まれるんです。家族からも抗議の声は上がっていませんから、家族も「臭い」とは思っていないのでしょう。
「Agarwood かあ、どんな匂いなんだろう?」
早速ウィキペディアで調べると、日本語では「沈香」と呼ばれる代表的な香木の一つだそうです。「沈香の木」そのものに良い香りがあるわけではないそうです。ただし、木が何らかの原因で傷んだ時にダメージ部に樹脂を分泌して蓄積すると、その部分が良い匂いがするんだとか。
なるほどねえ!
読めば読むほど面白いんです。そして、その「沈香」とやらを燃やして匂いを嗅いでみたくなったので、少しばかりeBayで買ってみました。竹を芯にしているスティックじゃなくて「沈香」100%のスティック。ベトナム産です。
それが先程届いたんで、早速ワクワクしながら火を付けてみました。
立ち上がる煙、何だか非常に親しみのある香り...
仏壇にお供えするお線香の匂いじゃん!
これは、無知な私がだまされたんですか?それとも、仏壇にお供えする(あるいはお寺でたかれている)お線香は「沈香」なんですか?
現在、家中お寺の匂いがしています。
ううむ...
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