2017年3月25日

知らない言葉を話す人達

私がこれまで行ったことがある外国というのは、オーストラリア、カナダ、米国の英語国のみで、まだ英語力が今一つだった頃でもコミュニケーションできないということはなかったので、言葉が分からない場所で暮らすという面白さも不安も恐怖もよく分かりません。

でもね、メルボルンという移民の街に住んでいると、意味が分からない言葉を耳にすることは非常に多いです。必ず知らない外国語を耳にすることができる場所は、スーパーマーケットのALDI ですね。

それも移民の多いエリアのALDI 店舗に行けば、お買い物中の皆さんは決まって自分たちの第一言語で会話していますから、外国語を耳にします。

そういう私自身も、娘と一緒に買い物に行けば日本語で会話していますからね。普段は英語で返してくる娘も、何故かお店の中では日本語を話そうと頑張るのは、どういう心理なんでしょうか。

外国語と言っても本当にいろいろあるわけで、スペイン語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語などは、聞くとそれだと分かるし、知っている単語やフレーズもあったりしますが、本当にさっぱり分からない言葉を話している皆さん、とても多いです。

良いなあ、こういうの!

せめて、「こんにちは」とか「ありがとう」とか「すみません」とか、いろいろな言葉で言えるようになりたいと思います。

と、ここまで書いて突然思い出したわ!

かつて大学生の頃に東北に旅行した時、宮城県だったか岩手県だったかローカル線の小さな駅のホームで聞いたおばあさん二人の会話です。

あれは、カルチャーショックだった!

日本の国の中よ!外国じゃあないのよ!しかしねえ、方言とはいえ、あそこまで全く理解できない言葉を話す日本人に出くわしたのは、あの時が生まれて初めてでした。

言葉とか文化の違いに、本当に興味を持ったものです。

おそらく、あのおばあさんお二人も、もしも私が話しかけていたら、私に分かるような言葉で返してくださっただろうと思うんですよ。

ALDI で見かけるあの知らない言葉を話す人達も、必要となれば共通語である「英語」にスイッチを切り替えるわけですよね。

そういう外国からの移民の方々と知り合う機会がもっとあると、楽しそうなんだけどなあ。

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