月曜日と水曜日は、朝のラッシュアワーに電車に乗らなければならない娘。混雑する電車に一人で乗ることは不安が強すぎて、ずっとお母さんの付き添いが必要でした。
一昨日の月曜日、私が頭痛で苦しかったせいもあり、何とか一人で行けないかと娘に尋ねたのです。
「もしも座れたら一人で行ってみる」との返事でした。
座れるとメルボルン・セントラル駅に着くまでずっと本を読んでいれば、車内の混雑が目に入らないので不安を我慢しやすいのだそうです。
結局メルボルンまで付き添わなければならない場合に備えて、いつものように駅近くのショッピングセンターに車を停め、歩いて駅まで一緒に行きました。
やって来た電車はどの車両もすでに乗客でいっぱいでしたが、最後尾車両の一番端っこの「ゆずりあいの席」(二人座席可能)に一人で座ってバッグを置いている女性を発見したお母さんが、すぐにその女性とアイコンタクトして「そのバッグをどけろ!」と無言のメッセージを送ると、その女性は一人分にはちょっと足りないくらいのスペースを開けてくれました。
太っている人でしたからかなり窮屈。しかし、うちの娘は座れました。
「座れたから一人で行ける?」
「うん、一人で行ってみる」
こうして、初めて朝の電車で一人で行ったのでした。
さて、水曜日の今日も同じように座れたら一人で行ってみることにしていたのですが、運良く月曜日と同じ最後尾車両の「ゆずりあいの席」の一つが空いていました。
月曜日はまだ緊張感が張り詰めていましたけど、今朝はあっけなく「じゃあ一人で行くから」と言って、娘は一人で行っちゃいました。
分からない人には分かるまい、この喜び!
一人で朝の電車に乗って大学に行けた娘、スキップしながら駐車場に戻るお母さん。
後は、座れなくても一人で行けるようになれば「万々歳」です。
同じような問題に苦労している貴方、時間はかかってもパニック障害は治りますよ。前向きにね、少しずつ頑張りましょう。
今朝は素晴らしい朝焼けでした。
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