2016年6月24日

ついにその日がやって来ました

その日とは、息子のカイが「親知らず4本全部を一度に抜く手術をする日」ということでございます。1本は確実に露出して横向きに伸びて奥歯を押している状態ですが、残りは埋没状態あるいは一部のみ露出状態なため、歯茎を切って親知らずを幾つかの小片に割ってから抜くという手術になるとのことでした。

何事も疑心暗鬼になりやすい息子は、インターネットで「親知らず4本抜き」に関するあらゆることを調べ尽くしておりまして、もう知識は医者もびっくり並みなのでした。

オーストラリアで手術をうける場合は、予め書類に必要事項を記入して事前に郵送しておきますので、手術当日にはデータベースに登録済みの各項目の確認と書類への署名および支払いを最初におこないます。

すでに手術をおこなう医者と麻酔医へは支払い済みで、この日は病院への支払い850ドルをクレジットカードで支払いました。(現在クレジットカードの借金は怖いことになっております。)

その後、医療事故防止のためでしょうが看護師から「これでもか!」というほどに繰り返し最後の各種項目の再チェックがあって、手術をしてくれる医者、次に麻酔医からも再確認と手術手順の再説明があって、いよいよ手術服に着替えます。


手術は45分位で終わると聞いていたのに、なかなか出てこないから心配になるお母さんは、待合室でひたすら編み物をして時間を潰すのでした。

やっと出てきた息子。全身麻酔でしたからまだ意識もうろう...。


しかも顔の下半分は麻痺しているので上手くしゃべれません。いろいろ言うんですがお母さんには理解できないの!

昨晩の7時頃に飲食して以来何も食べていない水も飲んでいないという息子は脱水状態ですから点滴をしています。

やっと意識がはっきりして、出血も少なくなってから、グラス1杯の水とアイスクリームとジェリーが出され、口元からこぼしつつ一気に完食!

病院に入ったのが朝の9時過ぎで、病院を出たのは午後2時過ぎでした。

息子を家につれて帰ってから、お母さんは薬とアイスクリームを買いに再びお出かけ。薬は「強力痛み止め」と「炎症を抑える痛み止め」と「抗生物質」と「口内洗浄剤」が出されました。

息子の顔はその後ほっぺたが変形的に腫れあがってパンパンになり、看護師から勧められたように外からのクールパックだけではなく中からも冷やすために氷を口の中でグルグルやっております。

今日は、麻酔も切れて痛みが本格的にやってくる予定です。

息子は小さい頃から痛みに弱いのだよ。どうなることかお楽しみに。(お楽しみにってなんだそれ!)

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