2016年6月10日

魚料理と骨の問題

オーストラリアでは魚介類が肉類に比べて高価なため(肉類だって安くはないのよ)、頻繁に晩ご飯のメニューに登場するというわけにはいかないんですが、それでも時々魚料理を作ります。

しかし、メインが魚料理になると菜食主義化している娘のサチが食べないので、メインをもう一つ作らなくてはならず大変面倒なんですけど。

そして、問題がもう一つ。

我が家の男達が、どうやら骨がついた魚料理を好まないということ。

オーストラリアの魚屋に行くと、骨も皮も剥がれた各種魚たちがどれも同じような姿になって並べられています。フィッシュ&チップス的に天ぷらにするとかムニエルにするとか、要するに「ただ焼くだけ」みたいな料理にする場合が多いのでしょう。

身が柔かい魚は、骨も皮も剥がれていると煮るのは難しいですよ。

丸ごとの魚も置いてありますが、自分ではさばけないのでやはりフィレになっているのを買います。そしてキロあたり30ドルも40ドルもするのは避けて、比較的安いのを探すんですが、どれも同じような姿なので選ぶのも難しい。

さて、先日イワシのパン粉焼きを作ったら、ちゃんと骨を取り除いてあるというのにわずかに残った小骨が嫌らしく我が家の男達はあまり箸を伸ばさなかった。


そして、昨日、サワラ(Spanish Mackerel)の骨付き&皮付きを見つけて買ってきたのを煮るか焼くか悩んだあげく西京焼きにしたんですが、これが恐ろしく不人気。


「なんで食べないの?骨があるから嫌なの?」
「…うん」
「でも美味しいよ」
「うん…」

例えば高価な鮭のフィレでも小骨が残っていますよ。レストランではそれらの小骨も毛抜きみたいな道具で全部抜くらしいですけど、家ではそんなことしません。今思えば、男達は、鮭の小骨も面倒がっていたよなあ。

こうなってくると使える魚が限られてくる。

困ったもんだ。

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