2016年6月3日

北海道置き去り少年発見のニュース

今朝、買い物に行く途中、いつものように車のラジオで3AW を聞いていましたら、ニュースタイムに「日本で森の中に置き去りにされて行方不明になっていた少年が無事発見されました!」と言うじゃないですか。

ホントに?見つかったの?無事で?6日も経っているのに?どうやって?どこに居たの?

まあ、実を言いますとここ数日、毎日日本のニュースサイトをチェックし続けていたんです。気になって、気になって。

ネット民は相変わらず無責任なことを好き勝手に書いていましたけど、私はですね、どの可能性も納得がいかなかったんですよ。

「置き去り」というお仕置きをされるほどのやんちゃ坊やだったわけでしょう?お父さんの話によると置き去り一回目は泣きながら追いかけてきたけど、更に遠くまで連れて行っての二回めの置き去りではもう諦めたような表情で追いかけてこなかったと。反対側へ行ったような気がするとも。

私は、幼いころに父親や親戚の大人達から「脅しの躾」をされましたけど、押し入れに閉じ込められたり、真っ暗な夜に家の外に閉め出されたり、「帰って来るな」と置いて行かれたり、そういう目にあった時の自分の気持ちを思い出して見ると、幼い女の子の割には結構強気の場合もあったんですよ。

「家に入れてくれないんだったら、このまま外で寝て病気になってやる!」
「家に入れてくれないんなら、お隣のおばさんちに泊めてもらおう」
「帰ってくるなだと?誰が帰るものか!」
「出て行けというなら出て行ってやるよ!」

そんな強気の場合もよくありましたよ。

だから、北海道の置き去り少年が「諦めたような表情で反対方向に行ったような気がする」というお父さんの話を聞いた時には、私ね少年の気持ちがよく分かったんです。

親に捨てられたと理解したら、幼い私だったらどうするか?まず、暗くなる前に安全な場所探しをするわよ。クマに襲われる心配もあるから森から出ようとするわよね。そうやってどんどん歩き続けて、少年は陸上自衛隊の演習場で最適な場所を見つけたわけだ。その点はラッキーでした。

地図を見ると、彼が見つけた演習場の簡易宿泊施設はゴルフ場のすぐ隣り。もうちょっと行くと民家もある。少年が空腹のため食料探しでも始めていたら、それらの民家を見つけて助けを求めることもできた可能性がありますね。

まあ、いずれにしても、やんちゃ坊やの少年は大人が考えていた以上に capable だったということです。

とにかく無事でよかったです。

お帰りの前に1クリック を!



SaveSave

0 件のコメント:

コメントを投稿