2024年10月11日

「七人の侍」と4K修復とは

今朝は、米国のフロリダ州を直撃したハリケーン「ミルトン」の被害状況が明らかになり始めましたね。心からお見舞い申し上げます。

それにしても、米国にはバイデン政権が天気を操作して政治目的でこうした自然災害を起こしているなどという荒唐無稽な陰謀論を広めている連邦議会議員がいるんですからね、とんでもない話ですよ。

私の親しい友人の一人が陰謀論を信じ込んでしまい、ドナルド・トランプに取り憑かれたようになっているので、こんなバカバカしい話を本気で信じる人がいるということが理解できますから、笑って済ませられませんよ。

ところで、うちの夫は今日は休みのはずでしたが、仕事に行きました。

最近毎日早番の出勤で遅番までの勤務です。朝一番に行って鍵を開けるのも閉店後に鍵をするのも、夫以外にする人がいないからだそうです。

夫以外で鍵を持っている副店長格の人の一人が現在休暇中で、もう一人が新しく開店する新店舗に異動したのです。そして、その新店舗の準備が上手く行っていなくて夫の店舗のスタッフが駆り出されたから、余計にスタッフ不足になっているんだそうです。

今日と明日で2連休になるはずだったんですけどね、日曜日も仕事なので休み無しが続きます。来週の水曜日に休めるはずだと言っていますけど、どうなるでしょうか。

黒澤明の「七人の侍」(Seven Samurai)を映画館に観に行こうという話をしていたんですけどね、休めなくなったので延期です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、黒澤明監督作品の4K修復版(4K Restoration)が映画館で上映されることになっているんですけど、現在は「七人の侍」がいくつかの映画館で上映されているんです。


私達はカールトン(Carlton)にあるシネマノヴァ(Cinema Nova)という映画館に観に行くつもりだったんですけど。

来週からは「隠し砦の三悪人」(The Hidden Fortress)も上映が始まるようです。うちの夫の大好きな映画です。ビデオで何度も見ていますけど、映画館の大きな画面で観てみたいんだそうですよ。

私は観たいと思っていませんが、運転手をしないといけませんから。


ところで、「4K修復」とか「4Kデジタルリマスター」って一体どういうことかと思って調べてみたら、フィルムで撮影された映画を4Kでスキャンしてデジタルデータに変換してから修復することだと書いてありました。

でも、

4Kって何?

私は聞いたこともなかったので、これも調べてみましたらね、4Kとは「4000」という意味で、画面の解像度のことだそうですよ。

画面の解像度が高いと細かい部分まで精細に表示できることを意味しますが、4Kの画面には、横に3840画素(ピクセル)、縦に2160画素、全体で829万4400個の画素が敷き詰められているんだそうです。

そう聞いてもよく分かりませんけど、これはハイビジョンよりもさらに高精細な画質なんだそうです。

横の画素数が3840、すなわち約4000でしょ?1000の単位はキロで表しますよね。だから4Kなんだそうですよ。

目が見えなくなって来ているうちの夫には、画面のアラなど見えないので解像度はあまり関係が無いですけどね。

それよりも、画面が暗いと何も見えないということに、先日「Touch」という映画を観に行った時に気づきましたから、白黒映画の「七人の侍」は見えない場面が多いかもしれません。


「七人の侍」の上映時間は201分です。長いですよ。観るのは覚悟が必要です。


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