昨日のお昼過ぎ、デスクに向かってレシピサイトのメンテナンスをしていたら、窓の外の道路にすごい車が来た!
あの巨大な蜘蛛を見よ!
蜘蛛が苦手な人には、近くに来て欲しくない車でしょうね。
「Pest Control」と書いてありますから害虫駆除業者の車ですけど、蜘蛛が出たくらいでこんな業者を呼ぶ人はまずいません。
巨大蜘蛛ハンツマンが大量発生したとか言うんなら話は別ですが、害虫の駆除ではないですよ。大抵の害虫は自分でなんとか出来るものですからね。
ワスプというススメバチの巣が見つかったりしたら、そりゃあシロウトには手に負えませんから駆除業者を呼ぶことになりますけど。
近所の誰かがこの駆除業者を呼んだのですが、理由はネズミかポッサムだろうと思いました。ネズミよりもポッサムの可能性が大きいです。ネズミは自分で捕まえることが出来ますが、ポッサムは難しいです。
ポッサムは夜行性ですからね、これが屋根裏に住みついたりすると、夜に走り回る物音やギャアギャアという鳴き声で眠れませんから大変なんですよ。
これを自分で駆除しようとしてポッサムが変なところで死んでしまうとね、今度は死んだポッサムの臭いで大変なことになりますし。
ちなみに、ヴィクトリア州ではポッサムの駆除には許可が必要です。捕獲したポッサムは殺してはいけません。別の場所に放すこともしてはいけません。ポッサムは、自分の縄張り以外では生存できないので、捕獲した場所から50メートル以内の場所に放してやる必要があります。
捕獲した日のうちに、夕方以降薄暗くなってから放してやらなくてはいけないそうですよ。それが不可能な事情がある時は、資格のある獣医師が安楽死させなくてはいけないそうです。
野生動物保護の法律がいろいろあるのです。
今はまだ寒過ぎますが、気温が上がってくると毒ヘビが出ます。毒ヘビは厄介ですから駆除業者を呼びます。以前勤めていた小学校の教室に毒ヘビが出た時には、野生動物保護センターに連絡して来てもらいました。
でもね、私はもうそういうのはへっちゃらなんです。蜘蛛もゴキブリも自分で捕まえられるし必要なら殺せます。ちなみにハンツマンは殺しません。捕まえて外に逃がします。
ネズミは以前は苦手だったけど、今はネズミも捕まえられます。ネズミを捕まえるトラップを8個も持っていますしね。捕まえて死んだネズミはゴミ箱行きです。
もうね、こういうのは本当に慣れるものなんですよ。
子供達が小さかった頃、うちの夫が仕事で長期間不在なことが多くて、我が家は母子家庭みたいだったんです。大人は自分しかいない状況でネズミが出たら、怖いなんて言ってられませんからね。
オーストラリアには「ごきぶりホイホイ」みたいないいものは売っていないんですが、ある時日本から買ってきたのを使ったら結構大きなネズミが入っていたことがありました。あの時は中を見るのも怖かったですけど。
そういう頃もあったということで。
人間ね、必要に迫られると強くなるし、何度もやっているうちに慣れるんです。捕まえたネズミを捨てながら、「私ってすごいな」と思ったりしたものですが、もちろんネズミは出ないに越したことはありません。
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