2024年10月10日

100年に一度のハリケーン

これを書いている10月10日の朝の時点で、カテゴリー5の巨大ハリケーン「ミルトン」が米国のフロリダ州に接近しています。フロリダ州西部の都市タンパ(Tampa)の南に上陸する見通しです。

100年に一度のハリケーンだとも言われています。避難しないと生死に関わるとのことで非常事態宣言が出されています。避難命令の対象は590万人だそうですよ。

甚大な被害が出ることが予想されていて、人命被害も避けられないとされていますが、被害が少ないことを祈るばかりです。

私が「100年に一度の」という言葉を聞いて思い出すのは、ブラックサタデーのことです。

2009年2月7日の土曜日(サタデー)に、オーストラリアのビクトリア州では大規模なブッシュファイアが発生して甚大な被害が出たんです。173人が亡くなり、何百人もの人が大火傷などで負傷し、2029軒の家屋が焼失しました。

大災害が発生したこの土曜日を、ブラックサタデー(Black Saturday)と呼んでいるんですけど。

この時、100年に一度あるかないかの非常に危険な天気になるから十分な準備と注意をしろと、州知事や消防庁の人がテレビやラジオで呼びかけ続けていたんですけど、私は呑気な気分でいました。多くの人達がそうだったと思います。

ところがね、これが本当に100年に一度あるかないかの恐ろしい天気になったんですよ。


森林火災にしろ台風(ハリケーン)にしろ、自然災害は避けられません。気象情報に注意し、「各自が命を守るために出来ることをしなさい」と呼びかけられるような場合は、呼びかけを軽視しないで責任のある行動をしたいものです。

海や川に近づくなと言われる中で近づいて、波にさらわれたり水に流されたりして、救助隊員の命を危険にさらす人達がいるでしょ?

今回のハリケーン「ミルトン」は壊滅的な規模で、避難命令が出されている地区に残れば死ぬと言われていますけど、残っている人達もいます。避難することが出来ないから残っている人達もいるそうですから、そうした人達には何らかの援助が必要だったとは思いますけど。

どうぞ、そうした人達が生き延びますようにと祈りますよ。


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