近所のショッピングスクエアにアジア食品店はあるんですが、売っているのは中国食品がほとんどで日本食品はわずかです。カレーとか味噌とかソースやドレッシングはあります。冷凍した竹輪や納豆は売っています。
先日、ニンジンと油揚げの炊き込みご飯を食べたくなったんですが、そのアジア食品店は油揚げを売っていません。油揚げを売っているお店はいくつか知っていますが、油揚げだけのためにそこまで運転するのも面倒くさくてね。
代わりに買ったのが「トーフパフ」でした。見た目は油揚げと同じような感じです。油揚げは豆腐を薄く切って揚げてありますが、トーフパフは四角く切って揚げたものという感じ。
触ってみると厚揚げのようなずっしりした重さはなくて、パフっていうくらいですからフワフワで軽かったですよ。これはもう油揚げと同じものと考えて良いんじゃあないかと思いました。
そう言えば、どこかで食べた中華麺のスープにこれが入っていたような気がします。味のない油揚げの四角いやつみたいな感じだったような記憶がありますけど。
まあとにかく一度使ってみようと思って1袋買ったんですよ。
ニンジンの炊き込みご飯を作るつもりで買ったのに炊き込みご飯は結局作らず、1週間が経ってしまいました。
早く使ってしまわないといけないと気になっていた昨日、私はとにかく日本の味の何かが食べたいと思っていたんです。「砂糖、みりん、醤油」で味付けした何かです。
そこで、油揚げの含め煮のように「トーフパフ」を煮てみることにしました。1カップ(250ml)のだしで作った煮汁で1袋全部150グラムの「トーフパフ」を煮ました。
「トーフパフ」が煮汁を吸ってしまって、汁は残りませんでした。「砂糖、みりん、醤油」はそれぞれ大さじ2ずつ入れましたが、最近塩味に敏感になっているせいが味が濃すぎるような気がしましたので、少しお湯を足したんですけど。
こうして出来たのが「トーフパフ」の含め煮です。かかった時間は5分。
サイコーに美味しかった!
見た目はあれですけどね、これは美味しいですよ。ご飯のおかずにはもってこい。うどんのトッピングにはもちろんいいし、ちらし寿司の具にもいいですよ。おつまみにも最高、おやつにもなります。
とにかくね、「トーフパフ」は最近はスーパーでも売っているところがあるくらいだから簡単に手に入るし、油揚げに比べたら安いのです。油揚げを切って使うのなら「トーフパフ」で十分だと思います。
オーストラリアにお住まいの皆さんで、「トーフパフ」を使ったことがない方は一度使ってみることをおすすめしますよ。
油揚げにありがちな油の変なニオイもしなかったので、煮汁に直接入れて煮ました。もしも変なニオイがしたら一度お湯でゆでてから使うといいでしょう。
煮汁は以下の材料で作りました。「トーフパフ」150グラム用です。味が濃すぎると思ったらお湯を足して薄めて下さい。
<材料>
トーフパフ1袋 150グラム
出汁 1カップ(250ml)*水1カップに鰹だしの素を小さじ1/2入れました
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2
おお!これぞ日本の味!という食べ物です。作ってみてね。
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