私は履いているつっかけなりスリッパなりを手にとってバチンとやりますよ。大抵は一発で殺せます。
殺したゴキブリは、ティッシュに包んで捨てるか、殺した場所がトイレに近ければトイレットペーパーに包んでトイレに流します。
ところが、ゴキブリをバチンなんて出来ないのがうちの息子。
自分では殺せないので、私か妹に「ゴキブリがいる」と教えて殺してもらっていましたが、さすがに大人になってからは自分でなんとかしようと頑張るようになりました。
頼るのはゴキブリ用殺虫スプレーです。
昨日のことですが、息子は掃除をしていてゴキブリを見たそうです。早速スプレーを使用。ところがスプレーが命中しなかったのか、ゴキブリは速足で逃げてしまい、何ということか息子の部屋に入って行ったそうなんです。
自分の部屋にゴキブリがいると分かっては平常心ではいられません。息子はゴキブリを探しました。そして、絵を描くのに使うホワイトボードの裏にいるのを見つけたのです。
息子は、ホワイトボードを持ってキッチンにいた私の所にやって来ました。
殺して!殺して!
咄嗟には何を言っているのかが分からなかったんですが、ゴキブリがいましたから、私は履いていたつっかけを手に取りました。
バチンとやろうとした瞬間、ゴキブリが動いたので息子が「ひゃあ!」と叫び声を上げホワイトボードが揺れましたが、バチンは見事命中!イチコロですよ。
死んだゴキブリは、ティッシュに包んで捨てました。
うちの息子は虫が苦手なんです。ゴキブリをバチンとやれないだけでなく、ハエや蚊もバチンとやれません。小さな蛾でも震え上がるんですが、蛾のどこが怖いんでしょうか。
子供の頃に何度も蜂に刺されたことがあるせいで、蜂は非常に怖がります。殺虫スプレーでも自分では殺せないので(怖くて近寄れないらしい)、蜂がいるのを見つけると今でも「お母さん、蜂がいる」と言ってきますよ。
私は蜂は殺しません。外に出してやります。窓の方に追い込んでから窓を開ければ出ていきますから。
息子が一番怖いのは蜘蛛のようです。
小さな蜘蛛でも怖いらしくて、自分の部屋に蜘蛛がいると分かったら耐えられないようです。自分では殺すことが出来ないので誰かに助けを求めるわけですが、助けてもらえる人がいない時は、例えば夜遅くて皆んな寝ている時とかは、空き缶や容器を用いた捕獲を試みます。
上手く空き缶などをかぶせた後も安心は出来ないらしいです。かぶせた空き缶などから蜘蛛が逃げ出すことが心配なのですよ。もちろん捕まえた蜘蛛を外に逃がしてやるなんてことは出来ません。
息子は、蜘蛛が空き缶を動かして逃げ出さないように上に重しを置いて、絶対に死んでいるはずだと確信できるまで空き缶をかぶせたままにするのです。
小さな蜘蛛に空き缶を動かして逃げるほどの力はありませんよ!
掃除機で吸い取るという方法を父親から習ったこともありますが、この方法で父親と一緒にハンツマンの捕獲を試みて恐怖を味わったことがあるので、息子は掃除機は使いません。
いつか虫恐怖を克服できるんでしょうかね。一人暮らしをするようになってから、大きなハンツマンが出たらどうするんでしょうか。
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