朝起きて、寝室のドアを開けて外に出たら、
何だこれ?
っていうか…
いつものことですからね、これが何なのかは知っているんです。
このピンクの物体は、私がかつて空き缶にバービー人形のラッピングペーパーを貼って作った鉛筆立てで、この中にはクモがいるはずです。
私の寝室の外にはタイル床の広い部屋がありまして、この一画が息子のワークスペースとなっていますが、息子はここでコンピューター(ほとんどの場合は Photoshop)を使って絵を描いているのです、夜中まで。
我が家は田舎環境にありますからいろいろな動物が出没しますが、家の中に出没する動物トップ3はクモ、ゴキブリ、ネズミです。この3つのうち、息子が最も苦手としているのがクモ!
クモが出没した場合、昼間であれば息子は「おーいサチ」と妹を呼ぶでしょう。妹はプラスチック容器を持って来て、クモを捕獲し、外に逃がしてやって、一件落着!
しかし、
皆んなが寝静まった夜中にクモが出没した場合、息子は一人でクモに立ち向かわなくてはなりませんからね、こういうことをするんですよ。身近にある鉛筆立てを空にして、それをクモにかぶせるの。
でもね、気になるのは鉛筆立ての上に置かれたテープカッター。重しとして置かれたと思われますが、中のモノが絶対に逃げ出さないようにという息子の恐怖が伝わってきます。そこまでして捕らえたものとは、
一体何なのか?
娘が言うには「今後一週間はこの鉛筆立てに触れるな!」と息子が言っていたとのこと。
中に何が入っているのか知らないけど、一週間も放っておけば死んでしまうじゃないの。もしもネズミとかだと、死んだら悪臭が…
そこにやってきた息子。
「アンタ、それ、何なの?」
「ハンツマン」
動きが早いので「ハンツマン」と呼ばれるクモです。(「巨大蜘蛛ハンツマン狂騒曲」)
しかし、いくら大きなヤツでも空き缶を動かして逃げるほど強くはないんだけど。所詮はクモですし。
「こないだキッチンにいた小さいやつ?」
「たぶん…」
「あのままだと死んじゃうわよ、外に逃してやりなさいよ」
「えっ…」
クモなんてただのムシ。私にはクモが怖い人のクモ恐怖は良く分かりませんが、クモが怖い人にとっては、大きくても小さくてもクモはクモ。とっても怖いらしいですね。
小さなハンツマンは娘が外に逃がしてやりました。
ちなみに、息子はゴキブリには毒スプレーを使います。ネズミの場合はネズミ捕り器を仕掛けます。空き缶をかぶせてある場合は、まず間違いなくクモです。蛾という場合もありますが、真冬の今、蛾は出てきていませんからね。
そうか、息子は蛾も怖いんだった。ちっちゃな蛾でも「うわあ!」と言って飛び逃げますからね。クモが怖い人は蛾も怖いのでしょうか。
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