2024年1月13日

イケアのダイニングチェア

我が家には、ダイニングチェアが6脚あったんですが、4脚はモリーという名前の盲導犬パピーにかじられてボロボロでした。一つが壊れて5脚になり、さらにもう一つもかじられたところが折れて使えなくなり、4脚になりました。

4人家族なので普段は困らないんですが、お客様がいらっしゃるとたちまち困るんですよ。仕方がないので、仕事部屋からオフィス椅子を持って来たり、玄関においているスツールを持って来たりしていましたけど。

うちの夫は新しいダイニングチェアを買う必要を感じていなかったのと、新しい椅子を買う経済的な余裕もなくて、私はお客様がいらっしゃるたびにムチャクチャ恥ずかしかったんですよ。

いい歳になっている私達夫婦なのに、ろくな家具を持っていないというのは情けないことでしたが、2脚だけはマシな椅子がありました。

それがイケアで買った「Börje」という名前の黒い椅子です。(どう発音するのか不明な名前です。)品質はイケアレベルですから今一つで、体重3桁のうちの夫が座るとちょっと心配な感じの作りですが、私はデザインが気に入っていたんです。


椅子がモリーにかじられた後、この椅子をもう2脚買おうと思ったんですが、その時には売り切れで手に入らず、製造中止になったのでもう売っていません。

中古でも手に入れたいと思って探したんですけど、買いに行ける圏内では見つかりませんでしたから、結局イケアの別のデザインの頑丈な椅子を2脚買いました。

現在は、この「Börje」という椅子が2脚、新しく買った椅子が2脚、そしてまだ生き残っているボロ椅子2脚の合計6脚がありますので、先日夕食をご馳走になったイラン人ご夫婦と友人のエクリーさん夫婦を食事に招いても6人が座れます。

ところが、居間には6人が座れるだけのソファーがありません。うちの夫は床に座ればいいと言いますけど、もう1脚アームチェアがあったら居間がもっと快適になりますからね、フェイスブックのマーケットプレースで中古のアームチェアを探していたんです。

気に入ったのがいくつかありましたが売り手から連絡がもらえなくて、アームチェア探しは上手く行っていませんでした。

そんな昨日の午後のこと。

新しく売りに出ているアームチェアがあるかもしれないと思い、フェイスブックのマーケットプレースを再び開きました。

そうしたら、開いたページの先頭に出ていたのがダンボール箱の写真でした。

何だそれ…

ダンボール箱の写真に興味を持つ人は少ないと思いますが、その説明にイケアの「Börje」と書いてあったんですよ。

「Börje」が何のことかを知っている私は、すぐにダンボール箱の写真をクリックしました。すると別の写真も掲載されていて、それがまさに私が探していた黒色の「Börje」のダイニングチェアだったんです。

その人は3脚も売りに出していました。1脚は使用済みで少し汚れていましたがカバーは洗濯できますから大丈夫。あとの2脚はまだ箱入りで一度も組み立てて使っていないと書いてありました。写真のダンボール箱はその箱だったんです。

3脚とも黒色で、お値段は、

50ドル!

そして、その人の家は我が家から車で5分の場所でした。

すぐにメッセージを送りましたよ。50ドルが1脚の値段なのか3脚分の値段なのかを確認する必要がありましたから。

すぐに返事が来て、今週中に取りに来てくれるなら3脚で50ドルにするということでしたから、速攻で交渉成立!

晩ご飯を作ってから行くと連絡し、大急ぎで晩ご飯を作り、ちょうどそこに帰って来た夫が晩ご飯を食べ終えてから2人で買いに行きました。

夫が一緒に行ってくれて良かったです。箱に入ったままの椅子は2つがテープでつなげてあったので重かったですからね。

3脚分で50ドル払いました。

私が持っていた「Börje」は、一体いくらで買ったか覚えていませんけど、1脚100ドルはしたと思いますよ。3脚を50ドルというのは、ちょっと申し訳ないような気持ちになりましたが、その方はとにかく早く処分したかったようですから、まあいいか。


ということで、「Börje」のダイニングチェアが5脚になりましたので、やっとボロ椅子を処分できます。

ちなみに、ダイニングテーブルも大ボロで、脚はモリーにかじられてひどい状態なんですけど。


このテーブルは頑丈なパイン材製でね、ちょっと捨てるのはもったいなさ過ぎるので、もうしばらくは我慢して使って行くつもりです。


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