2024年1月29日

16歳の老犬アンブローズ

3連休の最終日だった昨日の日曜日、家に帰って来ていたうちの娘は、アンブローズの様子がおかしいと連絡があったので朝早く帰って行きました。

アンブローズというのは、うちの娘の親しい友人カップル(女性の同性カップルで結婚されています)が飼っているスタフィという種類の犬です。

スタフィは、正式には「スタッフォードシャー・ブル・テリア」という名前ですが、オーストラリアン・スタフィは攻撃的な犬だとは考えられていません。無邪気で人懐こく、大変人気のある中型犬です。

一昨日、ワランダイトにウォーキングに行った時にも、何匹もスタフィを見かけましたよ。「ガッシリした身体、大きな頭、短い足」という体型に私は大変親近感を感じるんですけど、スタフィはうちの娘が最も好きな種類の犬なんです。

子供がいない友人カップルが保護施設から引き取って我が子のように可愛がって一緒に暮らして来たアンブローズは、現在16歳です。

数年前にこのカップルと知り合って以来、うちの娘は度々アンブローズのドッグシッターをして来ました。我が家にも来たことがあります。大きな頭をした可愛らしい犬でした。すでに顔が白髪で白くなっていました。


うちの娘にとっても、アンブローズは家族みたいなものなんですけど、昨日の早朝に友人カップルから連絡があったんです。アンブローズの様子がおかしいと。

一晩中ヒンヒンと鳴いて元気がなく、飼い主のカップルは考えられることをいろいろ試してみたそうですが、もしかしたら最期が近いのかもしれないと思ったので娘に連絡してくださったんです。

これが最後かもしれないからと、アンブローズに会うために娘は友人カップルの家に行きました。


昨日は日曜日でしたから動物病院もお休みだったんですが、アンブローズがずっとヒンヒンと鳴き続けるので、救急動物病院に連れて行ったんだそうです。

アンブローズは16歳の老犬ですからね、飼い主のカップルはもうすぐお別れの時が来ることを覚悟していらっしゃいましたけど、さすがに昨日は動揺されていたので、うちの娘はずっと一緒にいたそうです。

救急動物病院では、おそらく関節炎(Arthritis)の痛みがひどいのだろうと言われたそうです。痛み止めの薬をもらったので痛みは治まるだろうということでしたけど、痛み止めで関節炎は治りません。

これから関節炎がひどくなり痛みで苦しみ続けることになれば、飼い主のカップルは難しい決断を迫られます。

我が子同然のアンブローズですからね、それはつらい決断になるでしょうけど、苦しませ続けるのは倫理的に間違っていると分かっていらっしゃいます。

元気になって欲しいと皆んな思っていますけど、決断をしなくてはいけない時がやって来るかもしれません。


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