2023年3月4日

3回目の手術と新型コロナ

近頃の私達は、新型コロナのことはすっかり忘れた暮らしをしています。マスクをしている人を見かけることはありますけど、ほとんどの人はもうマスクなんてしていませんし、私もしていません。

ただし、医療機関ではマスクの着用を求められますから、そういう時には新型コロナ問題が終わったわけではないのだということに気付かされるわけですが。

うちの息子の3回目の痔の手術が、いよいよ来週の水曜日に迫って来ました。これから手術までの4日間は、新型コロナに感染しないように気を付けないといけないんだそうです。

まず、4日前となる今日は自宅で簡易抗体検査をおこない、陰性であることを写真付きで報告しないといけません。手術前にも検査はあります。

そして、手術前の48時間は、自己隔離をして他人との接触を避けなくてはいけないそうです。

何事も心配し過ぎる傾向のあるうちの息子は、この土日に親友L君のアパートに友人達と集まって「ゲーム三昧の週末」を楽しむことになっていたのに、行かないことにしたようです。

先週の日曜日、息子はL君が引っ越しをするのを手伝いに行ったんです。我が家には今もトラックがあって、息子はトラックを運転できるようになっていますからね、トラックで引越荷物を運んであげたのですよ。

L君が引っ越したアパートというのがメルボルンのすごく便利な場所にあって、アパートと言っても日本的に言えばマンションですが、寝室が2つ、バスルームも2つある新しくてモダンなデザインのアパートなんだそうです。

L君はそこで一匹の黒猫と一人暮らしなんだそうですが、息子は泊りがけで遊びに行く予定だったんです。猫アレルギーなので黒猫はちょっと心配ですけど。

こういう普通の若者が楽しむようなことをこれまで出来ていませんからね、楽しみにしていたのに、もしもそこで新型コロナに感染したらオシマイだと悩んだらしいのですよ。

この週末は、うちの娘が帰って来ることになっています。例のIQテストの練習もしないといけないんですが、土曜日の今日は知り合いのLさんがイベントで食べ物を売る店を出すお手伝いに行くんだそうです。

娘は大学にも行っていますし、イベントで大勢の人に会うと新型コロナに感染するリスクはありますよ。うちの夫だって、ツールショップで感染するリスクがあります。

ということで、息子の自己隔離は月曜日からでいいのですけど、おそらく今日も明日も隔離に近い暮らしをするんじゃあないかと思います。

息子の気持ちは分かります。これまで長かったですからね。最初に医者に相談したのは2019年の12月ですよ。

あれからこんなに長い時間がかかって、やっと3回目の手術なんです。

無料で手術を受けられる公立の病院で順番が回ってくるのを待ち続けたからこんなに時間がかかったわけですが、新型コロナで命に関わらない手術が中止されていた時期も長かったですからね。

結局3回とも費用全額負担となる民間の病院で手術を受けることになりました。こんなことになると分かっていたら、もっと早く手術を受けられたのにと悔やまれます。

この3回目が終わったら、後はもう良くなるはずなんです。

普通の暮らしができるようになるまで何週間かかるか分かりませんけど、良くなったら息子は就職するつもりでいます。絵の仕事も続けるそうですけど、まずは安定した収入が必要ですから。

やりたいこともいろいろあるんでしょうしね。お母さんも、息子には早く普通の若者の暮らしを楽しんで欲しいんですよ。

ですからね、今ここで新型コロナに感染するわけには行かないのです。感染したら手術はキャンセルになって、また何週間か待たなくちゃあいけませんから。

息子はすでに一度感染しているのですけど、新型コロナというのは一度感染したらもう感染しないというわけじゃあないそうですし、いろいろ運が悪い人ですから用心には用心を重ねた方がいいでしょう。

後4日です!


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