頭痛薬の「パナドール」を飲んでベッドに寝転んでいたら、うちの夫が仕事から帰って来ました。
頭痛が治っていませんでしたが、そろそろ晩ご飯のことを考えないといけない時間でしたから、起きてキッチンに行きました。
「おかえり」
「You look terrible...(顔色悪いよ)」
「頭が痛いの、でも晩ご飯を作らなくちゃ」
「晩ご飯は自分でなんとかするから休んでください!」
その日の朝、夫は朝5時に出勤したんです。ということは4時半には起きているんですからね、疲れているはずの夫に晩ご飯を頼むのは申し訳なかったんですけど、お言葉に甘えて私はベッドに戻りました。
少し眠って、目が覚めてからもう一度薬を飲んで寝て、朝起きた時には頭痛は治っていました。
さあて、うちの夫は晩ご飯をどうしたんでしょうか。
息子は痔の手術の後で、便が硬いのが絶対にダメなので野菜をしっかり食べないといけないんだと夫には念を押しておいたんですけど。
キッチンに行くと、ベンチの上に大きなピザの箱が一つ。
ピザを買って食べたのか…
ピザでは野菜の摂取はできなかっただろうなあ。
しかしどうやってピザを買った?
夫はもう車の運転が出来ないんだし、息子も手術後で普通に座れないから運転はできないし。
配達してもらったか?
しかし、我が家の近くにピザ屋はないぞ。配達をしてくれる一番近いピザ屋も結構距離が離れているから、あそこからピザ1枚だけ注文というのは気が引けるというか、ちょっと頼みづらいけどなあ。
そんなことを思いながら冷蔵庫を開けましたらね、
大きなピザの箱が2つ入っていました。ピザを3枚も買ったようです。食べるのは夫と息子の2人だけなのに。
そこに夫がやって来て、配達してもらったのだと言いました。野菜がたっぷり乗ったピザも買ったそうですけど、ピザはやはり小麦粉がメインですからね、便が固くなるのが心配です。
いつもなら、私が頭痛や病気で晩ご飯を作れない時は、娘か息子が作ってくれるんですけど、娘はもうこの家に住んでいないし、息子は今は寝たきりですし、夫には自分で何か作るという選択肢はないようです。
車が運転できなくなった今、料理を配達してくれるサービスが利用できると便利なんですけどね、こんな山の中に住んでいると配達してもらえるのはピザくらいなんですよ。
ということで、冷蔵庫に大きなピザが2箱分も入っていたんです。こういう高カロリーな食べ物はもう何ヶ月も食べていませんでしたし、食べたいとも思わなかったんですけど。
どういうピザを買ったのか気になって、箱の中を見てみたら、
シーフードピザがあるじゃん!
うわっ、ちょっと、このピザ屋のシーフードピザは美味しいんだよなあ。
シーフードピザの横にあるのは、
バーベキューソースの焼豚ピザじゃん!
ああ、これはテリヤキチキン風で、かなりイケるんだよなあ。
減量中の人は、こういう高カロリーなものは食べちゃあいけないと知っていますけどね、冷蔵庫にシーフードピザとバーベキューソースの焼豚ピザが入っていると知っていて食べずに我慢し続ける強い意志力は無いのでして。
だからこういうものは「作らない、買わない」が鉄則なんですけど。
早い話が食べちゃったんですよ。
午前のおやつに3切れ食べたら、もう1切れ食べたくなって4切れも食べて、お昼ご飯にもさらに2切れ食べました。
うちの息子もピザは便が固くなる可能性があると知っていたと思いますけど、たくさん食べたはずですよ。だって2切れしか残っていなかったもの。
最後の2切れは夫が仕事から帰って来て食べました。
夫は減量しなくちゃあいけないんです。私は減量したいんです。息子は痔の手術後ですから野菜中心の食事でないといけないんです。
ピザを買っちゃあいけません。
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