2023年3月29日

片頭痛に効く鎮痛薬

英語で「マイグレン」(Migraine)と呼ばれる頭痛。日本語では「片頭痛」と呼ばれますが、私は片頭痛というのになったことが無い(と思う)のでツラさがよく分かりません。

若い頃にしょっちゅう片頭痛でダウンしていたうちの夫の話では、ひどい吐き気をともなうのがつらいんだそうです。

ズッキンズッキンと発作のように襲う激しい頭の痛みで動くこともつらいのに、痛みが始まってしばらくすると必ずトイレに駆け込んでゲボゲボと嘔吐することになるのです。

嘔吐した後は吐き気が和らぐので少しは楽になるそうですが、鎮痛薬があまり効かないので片頭痛になると寝ているしか何もできなくなるのでした。

光や音に敏感になりますから、寝室のカーテンを締めて暗くして、家族は物音を立てないように静かにしてあげる必要がありました。

最近はめったに片頭痛になっていません。歳をとってきたからかもしれませんが、片頭痛になりそうな時には早めにアスピリンを飲むようにしているそうです。アスピリンは片頭痛によく効くんだそうですよ。

先月「頭痛持ちと片頭痛持ち」という記事にも書きましたが、頭痛体質というのは遺伝するらしくて、うちの息子がしょっちゅう片頭痛になっています。

アスピリンがよく効くと夫は言いますが、血液を薄くして流れやすくするアスピリンは、息子の痔を出血しやすくするからダメなんだそうです。だから、オーストラリアで最も一般的な鎮痛薬である「パナドール」(Panadol)という薬を飲んでいます。

「パナドール」はパラセタモールなんですけど、片頭痛には効き目が今一つのようでね、一日寝込んでもまだ治らないということがよくあるのですよ。

医者に相談して薬を処方してもらいなさいよと言っていたんですけど、片頭痛にはどういうタイプの鎮痛薬が良いのか気になったお母さんは調べてみました。

そうしたら、いろんなサイトにアスピリンが効くと書いてありましたが、カフェインが効くとも書いてあったんです。

それで思い出したのが、この薬「パナドール・エクストラ」です。


私は片頭痛にはならないけど、若い頃から頭痛持ちで、今でもしょっちゅう頭痛には悩まされているんです。痛みがひどい時には「パナドール」では楽にならないので、「パナドール」にコデイン(Codeine)が添加されている「パナディン」を飲んでいたんですが、何年か前にコデインの入っている鎮痛薬は簡単には買えなくなりました。

それで目に止まったのがこの「パナドール・エクストラ」だったんです。どこのスーパーでも売っています。

「エクストラ」と言うくらいだから普通の「パナドール」よりも強い薬なんだろうと信じて買って飲んでいたんですけど、効かないんですよこれが。

老眼鏡をかけてパッケージを良く読んだら、この薬は「パナドール」にカフェインを添加しただけだと分かったので「何だカフェインだけか!」と思って買うのは止めたんです。

でも、カフェインが片頭痛に効くのなら「パナドール・エクストラ」が効くかもしれないじゃあないですか?

それで息子のために買っておいたんですよ。

さて、

3回目の痔の手術以来3週間もずっと寝た切り(ベッドで安静中)で、頭痛になることもなかった息子ですが、昨日の朝起きたら頭が痛くて、片頭痛になったんですって。

それで「パナドール・エクストラ」を飲んでみたそうです。

お昼頃にはすっかり治っていたそうです。

ホントか?

やっぱりカフェインが片頭痛には効くのでしょうか?

これ1回だけで「パナドール・エクストラ」は片頭痛に効きますよと宣伝するわけには行きませんけど、いつもなら1日経ってもまだ治らなかったり少なくとも必ず嘔吐していたのに、2〜3時間のうちに治っちゃったというのは事実なんですからね、一応書いておきます。

オーストラリアなら「パナドール」を売っている店なら売っています。

日本でも、カフェインが添加されている鎮痛薬はあるはずですよね。


カフェインが効くのならコーヒーを飲めばいいじゃあないかとお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、片頭痛には吐き気がともなうのでコーヒーを飲むのはツライかもしれませんし、うちの息子はコーヒーもカフェイン飲料も苦手なのです。

最近やっとミルクティーなら飲めるようになった程度で、飲み物はもっぱら「水」という人ですから、コーヒーという選択肢はないんです。

偏頭痛というのは、脳の血管が拡張して痛みが起こるので、血液を薄くして流れやすくするアスピリンや血管を収縮させる働きのあるカフェインは効果があるんだそうですよ。

ただし、私がよくなる緊張型の頭痛の場合には、血管が収縮すると痛みが悪化する可能性があるそうです。私の頭痛には効き目がなかったのも納得です。

こういうことを今頃知ったわけですよ。やっぱり何事も正しい知識というのが大事ですね。


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