迷惑行為連発の北隣り家の前に出ていた「売り物件」の看板が無くなりました。そして一昨日の午後、引っ越しトラックがやって来ました。
北隣り家がやっと引っ越して行くのかと思ったら、北隣り家はすでに引っ越していたようです。トラックが来たのは午後でしたしね、引っ越して行くんじゃあなくて新しい家族が引っ越して来たのでした。
それにしても、あの迷惑行為連発の北隣り家は、この物件を150万ドルで買ったんだそうですよ。数年間住んで、その間に家の中外いろいろリフォームして、今回350万ドルから385万ドルで売りに出していたんです。
希望価格の最低額350万ドルで売ったとして、それって3億5千万円ですよ。200万ドル(約2億円)儲けたことになります。
敷地面積は2.36ヘクタールと広いですしスイミングプール付きですが、家自体はそんなに大きくありません。寝室数5部屋、バスルームが3つです。
この物件を3億5千万円で買った人達というのはどんな人達なんでしょうかね。まだ姿を見ていません。
私は、迷惑行為連発の北隣り家に会ったことは一度もなかったですから、新しい北隣り家にも会うことはないかもしれませんけど。
どうぞオートバイを乗り回しませんように!夜中までパーティーをしませんように!
そのうちの1匹が一昨日の夕方我が家に迷い込んで来たんです。真っ白の大きな犬でした。
「あれはピレネー犬とかいうんじゃあなかったっけ?」と思って調べてみたら、やっぱりそうでした。グレート・ピレニーズという犬です。
立ち上がったら私よりも大きいのは確実です。
犬が好きなうちの娘が早速外に出るとものすごく吠えまして、危険なので近寄るのは止めたんですが、落ち着きのない様子からあの犬はもしかしたらまだ子供かもしれないと思いました。
まだ子供だとしたら、もっと大きくなるということですよ。
うちの夫が、ゲートを開けて帰らせたんですけどね、新しい環境で緊張しているのか警戒心の強い犬なのか、簡単ではありませんでした。とにかくずっと吠え続けていました。
夫が言うには、グレート・ピレニーズは北隣り家と我が家との間のフェンスを簡単に飛び越えてしまうそうです。フェンスを何とかしない限り、何度でも来ますよ、あの犬は。
あんなに大きくて吠える犬はちょっと怖いです。早く仲良くならないといけません。
昨日の朝は、裏の垣根のフェンスの所まで来て吠えていました。仲良くなるチャンスだと思ったのでフェンス越しに近寄ったら、もう1匹の白い犬がやって来ました。スピッツのような真っ白の犬でした。
この犬も一緒になってワンワン吠えていましたが、スピッツはとてもフレンドリーで、すぐに仲良くなれましたよ。それにつられてグレート・ピレニーズも私の手をちょっと舐めたりしましたけど、ずっと吠え続けました。
そこへやって来たのが3匹目の茶色と黒と白の犬。コリーみたいな犬でしたがコリーよりもずいぶん小さくて、3匹中一番落ち着いた犬でした。身体は一番小さいのに低い声で吠えるんです。
調べたら、コリーによく似た小さい犬種でシェットランドシープドッグというのがいるようです。もしかしたらそれかもしれません。
迷惑行為連発の北隣り家が飼っていたのは、ロッティという名前のラブラドールのとローガンという名前のスパニエルでしたが、あの2匹は外飼いの野生児でめったにシャンプーなどしてもらわないから臭くてね。
その上、あまり可愛がってもらえないのか人恋しい犬で、私達の姿を見かけるとヒンヒン鳴いてフェンス越しに身体を擦りつけて来たものです。
ロッティとローガンは外飼いでしたから、カンガルーが出る度にものすごく吠えました。あまりにワンワンワンワンと吠えまくるので近所の犬達もつられて吠え始め、この辺り一帯が大騒ぎになったものですよ。
グレート・ピレニーズもスピッツも真っ白でしたし、スピッツはふわふわでまったく臭くなかったので、きっと家の中で飼っているに違いないと思います。そうであって欲しいです。
迷惑行為連発の北隣り家は、解体工事や整地を専門に行う業者でしたから、大きな重機をいろいろ持っていて、それを我が家との境の垣根の向こう側に停めていたんです。私の寝室のすぐ裏です。
仕事に出るのはいつも早朝で、まだ真っ暗なうちからその重機を動かす音が響くので私は目が覚めるわけですよ。それも迷惑だったんですけど、新しい北隣り家はどんな仕事をしているんでしょうかね。
田舎環境に暮らしたいだけの静かな家族だといいんだけどなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿