昨日の朝は、2階の寝室から降りて来て自分で朝ご飯のポリッジ(オーツ麦のミルク粥)を作っていました。
ポリッジは私達家族の朝ご飯の定番でしてね、最近はトーストを焼いたりする者は一人もいません。朝ご飯はポリッジなんです。
電子レンジで簡単に作れますし、オーツ麦は食物繊維が豊富なので身体に良いです。甘さのために干しぶどうを少し加えて電子レンジで加熱し、これに冷凍のベリー類やバナナや桃やイチゴなど、その時家にある果物を加えて食べます。
全く同じものを毎日食べ続けても不思議と飽きないんですよ。
電子レンジで沸騰させますからボウルが大変熱くなります。熱くなったボウルを持つための小さい敷物もかぎ針編みで作ってあるんですよ。
昨日は息子が自分で作っている音が聞こえて来ましたから、「やれやれ、今日は私が作って2階へ持って上がらなくても済むな」と思いまして、レシピサイトに投稿されたコメントへの返事を書いていましたら、
ゴン!うわあ!
息子がポリッジを落としたと思いましたので、お急ぎでキッチンに駆けつけましたけど、そこに息子はいませんでした。
「どうしたの?」
「階段でポリッジを落とした!」
息子は座って食べることが出来ませんのでね、手術以来食事はベッドで寝転んだ状態で食べていますが、ポリッジも2階の寝室で食べようと熱いボウルを敷物もトレーも使わずにそのまま手で持って階段を上がっていたようです。
ボウルが熱いもんですから、持ち続けられなくて手を動かした時にうっかり落としたらしいです。
息子はお尻が痛くてしゃがんで掃除なんて出来ませんからね、片付けは私が引き受けたんですけど。
皆さんね、
我が家の2階へ上る階段はね、
オフホワイト色のカーペットで覆われているのでございますよ!
ポリッジというのは少し硬めのお米のお粥のようなドロドロしたもので、それを牛乳で作っているんですよ。
息子は冷凍ミックスベリーを入れていましたから、ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリーが入っていました。それにバナナを入れて、蜂蜜もかけていました。
それをオフホワイト色のカーペットの階段にこぼしたんです。(泣)
数段に渡ってこぼれていて、壁にも飛び散っていました。(泣)
まず、
簡単には拭き取れないんです。
どろどろのポリッジを大まかに取り除いた後に、ベタベタしたオーツ麦の粒々を一つずつ取り除かなくてはいけません。カーペットの繊維にこびりついているから繊維ごとむしり取るしかなかったです。
ヌルヌルした糊状のものはカーペットの中まで染み込んじゃっていますし、拭いても拭いても取れないんです。牛乳で作っているんですから、牛乳がカーペットに染み込んでいるということですよ。
もちろんベリー類の赤や紫色は取れません。
掃除をしていたら、我が家のあたりは突然夜になったのかっていうくらいに暗くなって大雨が降り始めまして、階段の照明が暗過ぎて掃除には苦労しました。
カーペットの下は板ですからあまり水を使いたくなかったんですけど、水を使って吸い取るという方法を繰り返すしかカーペットに染み込んだポリッジを取り除くことが出来ません。
むちゃくちゃ大変でしたよ。
完全に乾いたら掃除機をかけます。カーペットには赤や紫の染みができています。カビが生えてもっとカラフルになるんじゃあないかと心配です。
うちの娘は幼い頃は今以上に不注意な子で、食事の時には必ず何かをこぼしたものです。初めて何もこぼさなかったのは7歳の時で、食事の後「今日はこぼさなかったわねえ」と言ったあの時のことは今でも覚えているんですけど。
そういう子がいたんですから、食べ物や飲み物がテーブルから床にまでこぼれて掃除をしたことは数え切れませんけど、床はタイルだったりフローリング材だったりでカーペットではなかったです。
これまでで最悪だったのは、娘ではなくて息子が嘔吐した時ですけど、あれはまだ幼かった息子を連れてメルボルンに行った時のことですよ。
当時、サウスバンクに「メイドインジャパン」という日本の食器や雑貨を売っている店がありましてね、そこに行ったんです。その時、私は息子を抱っこしていたんですが、突然すごい量の嘔吐をしまして私は全身嘔吐物まみれになったんです。
息子が吐きそうだと気付いて急いで店の外に出ようとしたので、店の出入り口付近で吐いたんですけど、もちろん床にもこぼれました。
どうやって床の掃除をしたかは覚えていませんから、うちの夫がお店の方の助けを借りて掃除したんだと思いますけど。自分の着替えなんて持って行っていませんからね、メルボルン市内に住んでいた夫の父親のアパートに行って服を洗濯させてもらいました。
息子は卵にアレルギーがあったんです。それが分かるまでは卵が含まれるものを食べる度に嘔吐していましたから、私はしょっちゅう嘔吐物の掃除をしたのですけど。
昨日のポリッジは量も量だったし、こぼした場所が階段で、しかもカーペットでしたからね、ホントに大変でした。
カレーライスじゃあなくてよかったと思うことにします。
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