それは、昨日の朝5時10分のことでした。
4時頃に目が覚めてしまうことがよくある私にとって、目が覚めた後に再び眠れるのは非常に貴重なことなんです。
昨日の朝は眠ったんです。ぐっすり眠って夢も見ていたんですけど、犬の吠え声で目が覚めました。いやに外が明るいから、もう朝かと思って時計を見たら5時10分だったんです。明るかったのは月が出ていたからでした。
私の寝室のすぐ裏にある垣根の向こう側で激しく吠え立てていたのは、新しい北隣り家が飼っているグレート・ピレニーズです。
新しい北隣り家は3匹の犬を飼っていますが、そのうちの最も大きな真っ白い犬です。おそらくカンガルーが出ていたのでしょう。
そんな時間に家の外にいるということは、外で飼っているんですよねえ。
新しい北隣り家が引っ越して来てもう1週間になりますが、この大きなグレート・ピレニーズが吠え続けているんです。一日中吠え声が聞こえます。
「Stop it」(やめなさい)と女性が叫ぶ声も何度か聞こえましたが、「Stop it」と言われると10秒くらいは吠えるのを止めるんですけど、再び吠え始めます。
他の犬の声は聞こえてきません。グレート・ピレニーズだけがずっと吠え続けているんです。未だに警戒しているのか、緊張しているのか、新しい環境になじめていないのか。
我が家に迷い込んで来た時に、優しそうな顔をしているのにあんまり激しく吠えるので少し怖くなったんですけど、グレート・ピレニーズというのはどんな犬なんだろうかと思って調べてみたら、家族にはよく慣れるけれども見知らぬ人には警戒心をむき出しにすると書いてありました。
なるほど、その通りですね。
フレンドリーな性格に育てるには、幼いうちからさまざまな人や犬とふれ合う機会を作ってフレンドリーになるように育てなくてはいけないんだそうですよ。
初心者向けの犬ではないんです。飼い主の力量次第では、飼育が困難になる可能性も大きいそうです。
午前中にはゲートのところで、道路を散歩する人や犬に向かって吠えていましたけどね、私達の家の前の道路は散歩をする人がとても多いのですよ。犬を連れて散歩をしている人がほとんどです。
そういう人達に向かって吠え続けたグレート・ピレニーズくん。
しばらくしたら静かになったので、家の中に入れられたのかもしれません。
そのうち新しい環境に慣れたら吠えなくなるのかもしれませんが、吠え続ける可能性もあります。飼い主さんには頑張ってもらいたいです。
フレンドリーで穏やかな性格の犬に育ってくれないと、あの大きさですから敷地から逃げ出た時が怖いじゃあないですか。
グレート・ピレニーズくん自身も、警戒し続ける暮らしはストレスが溜まるでしょうし。
昨日の午後は、吠え声が遠くの向こうから小さくしか聞こえませんでした。今朝は犬達が外にいる気配がありません。犬達は家の中にいるのか、犬小屋を動かしたのかもしれません。
北隣り家の犬小屋はゲートに近い道路に面した一角に置いてあるんです。
その区画はフェンスで囲まれていて、必要な時には犬達をフェンスの中に閉じ込めておくことが出来ます。
迷惑行為連発だった以前の北隣り家が飼っていたロッティとローガンは、家族が不在の間は良くここに入れられていました。
暑い夏の日に日陰も無いここに閉じ込められて、日陰は小屋の中だけですが小屋の中なんてサウナのようですよ。そんな状況なのに飲み水が無くなっているのを見て可哀想に思ったうちの娘が、水をやるために不法侵入したものですけど。
動物保護団体のRSPCAに訴えようかと言っていたんですけどね、それはしませんでした。
新しい北隣り家が飼っている3匹は、全て長毛種です。特にグレート・ピレニーズは、密生した下毛と長い上毛を持つダブルコートでトップクラスの抜け毛の多い犬種なんだそうですから、家の中で飼うと掃除が大変でしょうね。
でも、その毛のせいで暑さに弱いため熱中症に注意が必要で、暑い季節には温度を管理できる室内で飼う必要があるそうですよ。
RSPCAに訴えようかなどと心配しなくても良い飼い主であることを祈りますよ。
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