2023年3月3日

骨付き肉の食べ方

先週の金曜日の夜にクールチェンジが来て涼しくなった後、気温の低い日が続いています。今週は肌寒いような日が多かったんですが、昨日も薄暗くて気温も低く、こういう日の晩ご飯は何か温かい物がいいですよねえ。

うちの夫が減量しないといけないもんですから、最近は晩ご飯が具だくさんスープだけという日が多いのですけど、必ずお肉はたっぷり入れます。シーフードの時もありますが、タンパク質をしっかり摂ることは心がけているんですよ。

肉が入っていれば、うちの夫もスープだけで満足しますしね。

ということで、昨日は鶏の骨付き下もも肉(ドラムスティック)のシチューを作りました。

このシチューは最近よく作るんですけど、時間はかかりますが大変簡単に作れます。


たっぷりの水に骨付き下もも肉を入れて、お酒少々とニンニク1〜2かけ、ショウガの薄切り数枚、ネギ(鍋に入るくらいの大きさに切る)を加え、塩コショウして1時間ほど煮ます。その後で好みの野菜類を追加して柔らかくなるまで煮て、塩コショウで味を調えるだけです。

合計で1時間半くらい煮ますからね、鶏肉は骨からホロリと取れるくらい柔らかくなっています。これをラーメンどんぶりいっぱい食べれば満腹満足間違い無し。

うちの夫はいつもお代わりをしますけど。

このシチューを作る度に、私はカルチャーの違いを感じるのですよ。育ちの違いと言った方がいいかもしれませんけど。

うちの夫の肉の食べ方がすごいんです。

義母にちゃんとしつけられていますからいつもマナー良く食べますけど、骨付き肉を食べる時は、鶏肉以外の骨付き肉でもね、手を使って食べます。

それはいいんですよ。私だって手を使います。

何がすごいかと言うとですね、食べられる部分は全てカンペキに食べ尽くすことなんですよ。最後に残るのは、ツルツルになった絶対に食べられない部分の骨だけ。

よくもあそこまで食べ尽くせるもんだ!

そして、これをしっかりと学習したのか遺伝子なのか、同じように骨がツルツルになるまで食べ尽くすのがうちの娘。

部位によっては太い骨の中に骨髄があったりしますけどね、もちろんそれも上手に取り出したり吸い出したりして、全部食べ尽くすのですよ。

これに対し、

私の場合は、骨にまだ食べることが出来る部分が残っている状態で食べ終えるもんですから、いや自分としては食べられる部分は食べ尽くしたつもりなんですけど、

なにその食べ方!もったいない!

と言われるわけです。

この食べ方を学習したのか遺伝子なのか、同じようにツルツルになるまでは食べないで終わるのがうちの息子。

昨夜も、関節部分に皮や食べ切れていない肉が少し残った状態で食べ終えていました。よく食べていた方だと私は思いましたけど、夫に言わせると「もったいない食べ方」なんだそうですよ。


牛や羊の骨付き肉をローストしたり煮込んだりする時は、太い骨の中にある骨髄もご馳走なんだそうです。

勧められて食べてみたことはありますけどね、食感がブヨっとしているというかプルプルしているというか、いかにも高カロリーという感じです。

進んで食べたいと思うほど美味しいものではありませんよ。しかし、これを美味しそうに堪能するんですよね、夫の家族は。うちの娘もですが。

私は食べたくないので「誰か欲しい?」と聞けば、必ず夫か娘が喜んでもらってくれます。

骨付き肉を料理する度に、夫の食べ方に感心します。骨付きの肉を食べて育った人というのは、ちょっとレベルが違います。


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