2023年1月29日

大学院へ行く準備

昨日、うちの娘が帰って来ました。

冷蔵庫が空になりかけていましたけど、昨日は暑かったので買い物に出かける気にならず、晩ご飯は家にあるものを使って夫と息子の分を作ればいいわと思っていたら、娘が帰って来ると聞きまして。

お米もほとんど無くなっていたし、仕方が無いから買い物に行ったんです。それも一日で最も暑い時間帯に行ったんですけど、いやあ暑かったわ。

私は暑い日には外に出ないようにしているんです。普通なら出る必要も無いのでね。

昨日の暑さは35度くらいでしたから大したことはなかったのに、歩き回ったせいかクラクラしましたよ。

それはともかく、

娘は、正式にラ・トローブ大学で修士課程の勉強をすることが決まったので家に帰って来たのです。修士課程に入ったということは、ラ・トローブ大学の大学院に入ったみたいなことです。

この大学から合格の通知があったのは昨年の11月も終わり頃でした。

その後、いろいろ必要書類を揃えて提出し、正式にラ・トローブ大学の大学院生になったということなんです。来週から授業が始まるそうです。

ラ・トローブ大学はキャンパスがいくつかありますが、娘が通うことになるのはブンドゥーラ(Bundoora)というところにあるメインキャンパスで、現在娘が住んでいるシェアハウスから公共の交通機関で通うと、片道1時間半くらいかかります。

そんなに時間がかかっては通うのが大変だと言うだけでなく、仕事やクラヴ・マガのトレーニングにも影響しますから、車で通うしかありません。

そこで、息子が乗っている義弟にタダでもらって乗れるようにするのに大金がかかった古いレクサスを娘が使うことになったんです。昨日は、そのレクサスを取りに帰ったんですよ。

ところが、私が晩ご飯を作り始めた5時前、家にいるとすることがなくて退屈だと言って、シェアハウスに帰ってしまいました。

何だそれ…

家にいるとすることが無いというのは分かりますよ。我が家は田舎環境で近くには何も無いですしね、娘が住んでいるブランズウィック(Brunswick)という活気のある街に比べたら死んだような静かなところですから。

レクサスが手に入った今、もう誰かに駅まで送ってもらったり、電車や路面電車やバスを乗り継いで移動する必要も無いわけで、娘としては自由を手に入れたみたいなもんです。

ということで、午後に家に帰って来て、5時頃にはシェアハウスに帰ってしまいました。

まあいいですけど…

娘が現在の暮らしを楽しんでいるということですからね。でも、お母さんがあの暑さの中をわざわざ買い物に行ったのが無駄になりましたよ。

これから勉強と仕事とクラブ・マガのレーニングで忙しくなるし、家に帰って来ても退屈なので「お母さんが私に会いに来てよ」と娘は言いました。

涼しくなったら行きたいです。


ところで、大学院のことですけど、大学院の授業料はおそらく相当高額なんだろうと思いますが、私は大学院の授業料のことなど知りません。娘の大学の費用は、これまで1ドルも払っていませんし、全て娘本人が政府から借金して払っているんです。

現在は貯金もあるようなので、大学院の授業料は自分で払える分は払うと言っていますが全部は無理なはずですからね、また政府から借金することになります。

借金は、将来一定額以上の収入があった場合に税金として払って行くことになるんですけど、オーストラリアではこのように経済的に恵まれていなくても高等教育を受けられる制度があるんですよ。ありがたいことです。

娘は臨床心理学を勉強します。

以前は、本人に精神的な病気の歴史があるため、臨床は難しいだろうと思われていたんです。だから心理学でも研究や教育の仕事を考えていましたが、心理クリニックの受付の仕事をした2年の間にやりたいのは臨床だと分かり、自分にもできると確信したそうです。

最終目標は、オーストラリア軍で臨床心理士として働くことなんだそうです。心の問題を抱える兵士の皆さんを心理学的に援助する仕事です。

1回目の挑戦は不合格でした。本人の病歴が一番の問題でした。

合計3回挑戦できるそうです。クラヴ・マガのおかげで娘は身体も心も強くなり、2年前に比べたら別人みたいになっていますし、大学院で専門知識を学んだ後に再び挑戦するんだそうですよ。

将来自分がやりたいことがはっきりしているということで、勉強に取り組む姿勢も変わってきますね。頑張ってください。


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿