タイトル戦100勝にあと1勝と迫りながら5年も経っている羽生さんに100勝を達成して欲しいので、どちらかといえば羽生さんに勝って欲しいと私は思っていましたけど、20歳の藤井聡太さんが負けたのは残念でもあり。
やっぱり両方に勝って欲しいという矛盾した気持ちなんですよね。
2局目は、積極的に攻めた(そうな)羽生さんが優勢だったそうですが、そこはやはり天才の藤井さん、若いから脳みそのパワーもすごいですし、長時間の熟考を重ねて、2日目後半にはすごい反撃に出た(そうな)んです。
藤井さんに10連続王手という猛攻をかけられて、ミスの許されないの絶体絶命のピンチを逃げ切った羽生さんが1勝1敗としました。
王将戦は7番勝負で先に4勝した方が勝ちだそうですから、まだまだこれからです。
それにしても、緊張する局面とか怖い形勢とかハラハラドキドキのスリルとか、そいうのが分かったらなあと思いますよ。見ても分からないですから、私には。
それはともかく、
1局目が藤井聡太さんの勝利で終わった翌日、私は新聞サイトでこの藤井さんがうさぎのカチューシャを付けて餅つきをしているというふざけた写真を見かけて「何だこれ?」と思ったのですけど、深く追求しませんでした。
そうしたら、羽生さんの勝利で終わった2局目の翌日、今度はハチマキを巻いた羽生さんがたこ焼きの屋台でたこ焼きを焼いている写真を見たんです。
羽生九段 藤井王将に快勝!1勝1敗のタイに 絶体絶命から4六歩で脱出 王将戦7番勝負第2局― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/wfHnlhUUFI#王将戦 #藤井聡太王将 #羽生善治九段
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) January 22, 2023
着物姿で厳しい表情を見せていたお二人が、
なんでこんな格好をしているんだ!
それで、ちゃんと記事を読みましたら、どうも王将戦では勝った方の棋士がコスプレをすることになっているらしいですね。
調べてみたんですけど、王将戦の主催者の一つであるスポーツニッポン新聞社が、勝利後に勝った方の棋士にコスプレをさせて写真を撮るというのを恒例行事としてやっているそうなんですよ。
この写真撮影は「勝者の罰ゲーム」とも呼ばれているそうで、棋士の皆さんにとっては王将戦で勝った時にしか味わえない楽しみになっているフシがある。
藤井さんはうさぎのカチューシャ姿をそれなりに楽しみ、羽生さんもたこ焼き屋の撮影にノリノリだったと書いてありました。
羽生さんは前回王将戦で勝ったのはもう何年も前のことですけど、その時には安来節のどじょうすくいのコスプレをやっているんです。手ぬぐいをかぶり、一文銭の鼻あてをつけて、ザルを持って踊るあのどじょうすくいですよ。
マジか…
真剣勝負の後のおふざけ、ちょっと違和感がすごいんですけど。
キーワード「王将戦 罰ゲーム」で検索すると、「何だこれ!」な写真をいろいろ見ることができます。
おやつの報道とかコスプレとかね、プロの将棋界っていうのは何だがちょっとイメージが変わって来ました。
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