2022年5月26日

病院の救急外来へ

違うんですよ、私じゃあないんです。

病院に運ばれたのは、うちの娘です。

昨晩の11時頃ですが、娘がシェアハウスで一緒に住んでいる方から連絡がありまして、病院の救急に来ていますということでした。私はちょうど寝たところだったのですが、もちろんショックで目が覚めましたよ。

娘が救急に運ばれたのは、子供の頃に風邪を引いて喘息症状が出た時以来です。あの時は救急車を呼んだのです。血中酸素濃度が低すぎるということで病院に搬送されて、4日間も入院したのでした。

昨日は、シェアハウスに一緒に住んでいる方が病院に連れて行ってくださったようです。

娘はクラヴ・マガという格闘術のトレーニングに励んでいるのですけど、一人暮らしに備えて女性のための自己防衛術のコースを学んだのがきっかけですっかり夢中になって、今では毎日のようにトレーニングに通っているのだそうですが、クラヴ・マガのトレーニングは激しいのですよ。

しょっちゅう身体のあちこちに青あざを作っています。

そして昨日は、そのトレーニング中に頭を打ったのだそうです。打った直後から頭痛が始まり吐き気がしていたそうですが、家に帰ってから症状が悪化して嘔吐と下痢が激しくなり、自力で歩けなくなったそうなんです。

一人暮らしでなくてよかったですねえ。

脳震盪ということですけど、脳震盪で下痢になったりするんですねえ。

病院に連れて行ってもらったのが11時頃で、寝ていた私にテキストメッセージが来て、その後電話が来まして、昨夜は iPhone を消音にするのを忘れていましたからすぐに目が覚めました。

連れて行ってくださった方が一旦家に戻り、とりあえず大丈夫そうだから一眠りしましょうということになっても、私はそんなに簡単には眠れないんです。一旦睡眠のサイクルが狂ってしまうと、もうダメです。

その後ずっと起きていて、おそらく2時前には眠ったでしょう。

ところが、やっと眠った4時頃に再び連絡があって、家に連れて帰りましたということでした。その直後に娘本人からも連絡がありましたので安心したんですけど、5時が近づいていてはもう眠るわけにはいきません。

だって、うちの夫を勤めているツールショップに送って行かなくてはいけませんでしたからね。今朝は雨が降っていたのです。

ですから4時頃からずっと起きているのですよ。眠ったのはわずかです。こういう日に限って雨が降って、早朝から車の運転をしなくてはいけないとは。

ここまで睡眠不足だと運転能力に影響が出るものですが、早朝ですから真っ暗で、しかも雨が降っているという条件で、高速道路を運転しなくてはいけない。そして、こういう日に限ってめったに遭遇しないようなアクシデントが起きて、高速に入る所ですごい怖い思いをしました。

無事に帰って来ましたけど、頭がフラフラです。


オーストラリアでは救急車の利用は有料です。メルボルン都市圏でも1回の利用で1,200ドル以上かかる場合があります。田舎の方だともっとかかります。ですから、私達家族は「Ambulance Victoria」に加入しているんですよ。

私はこれまでに何度も救急車のお世話になっていますし、娘もお世話になったことがありますからね、その重要さを痛いほど理解しています。

家族で加入すると、2022年現在の年会費は98.15ドルです。100ドルもしません。

個人の場合は49.08ドルです。

私達はこれまで家族として加入していましたが、子供が18歳を超えると、フルタイムの学生でない限りカバーされなくなりますから、同じ家に一緒に住んでいても個人で加入する必要があります。

50ドルもかからずに、もしもの時には費用の心配をせずに救急車を呼べるのですからね、入っておいた方がいいですよ。うちの娘は入っていなかったらしいですから、すぐに入るように言っておきました。

ちなみに、年会費を一度に支払うのが困難な場合は、3ヶ月毎に引き落としという方法があるようです。その場合、個人なら3ヶ月毎の引き落とし額は12ドルちょっとです。

ヴィクトリア州以外でも同様のシステムです。

オーストラリア在住の皆さん、救急車サービスにまだ加入されていない方は、加入しておくことをオススメします。


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