ウサギは「匹」じゃないだろうと思ったそこの貴方、知ってますよ、ウサギは正確には鳥と同じように「羽」と数えるんですよね。しかし、現代日本語においては、ウサギのような小動物は「匹」で数えるのが一般的なのでございまして、「2匹」で正解なんですよ。
さて、この2匹の黒ウサギですが、我が家の新しいメンバーになったわけではありません。2週間面倒を見ることになっただけです。
うちの夫が勤めるツールショップのスタッフAさんの家族が飼っているウサギです。
真面目で働き者のAさんとうちの夫は親しいのですけど、Aさんの奥さんが生まれつき半身不随で、最近は介護が必要になっていらっしゃるそうで、いつだったか介護の人が急に来れなくなって困っていた時、ちょうどその日に有給休暇を取っていたうちの夫が手伝いに行ってあげたことがありました。
何年か前に、お子さんがまだ赤ちゃんだった時ですが、車椅子でも使いやすいようにベビーベッドを改造してあげたりしましたし、夫とAさんは個人的な付き合いがあるのです。
このAさんは、ツールショップに勤め始めてからもう何年にもなるのですけど、有給休暇をまとめて取れたことは一度も無かったんですって。この度、初めてまとめて有給休暇を取ることになり、奥さんのご両親も一緒にクイーンズランドに家族旅行をすることになったのだそうですよ。
ところが、ウサギの世話を頼める人がいなくて困っているというのを聞いて、うちの夫が世話を引き受けたというわけです。私には事後報告でしたけど。
昨晩やって来ました。
この写真は今朝明るくなってから撮ったのですが、ウサギの写真を撮るのは難しいですね。素早く動き続けるので、たくさん撮りましたが顔がまともに写っていてボケていなかったのはこの1枚だけでしたよ。
日頃使っていないことが一目で分かるこのケージ。汚いので、床がタイルの部屋(別名ミミズが出る部屋)に置いています。屋外用の小さな小屋も持って来てあります。
ウサギは可愛らしいですけど、人間の言葉を理解して一緒に遊んだりなどしませんから、ペットとしては物足りない動物ですね。
ところで、
この黒ウサギがやって来て以来、強い関心を見せているのがうちの息子。
痔の手術から回復中で、絵を描くコンピューター道具一式はミミズが出る部屋のデスクに戻し、最近は仕事もボチボチやっています。
この息子がいつも顔を見せるのは10時頃なんですけど、今朝は6時半には起きていました。ウサギのことが気になって仕方がない様子でした。
食べ物のこと、運動のこと、ケージの掃除のことなど、ウサギを飼うための知識はすでにインターネットですっかり学習済みでした。
Aさんの黒ウサギは、日中は屋外の草の上に置いた小屋に入れておくので、その草と藁が餌だと聞きましたけど、お腹が減っている様子なのでニンジンをやったら狂ったようになりましたよ。
ケージから外に出してやらないといけないと思った息子は、我が家の北側のBBQエリアが自由に動き回るのに最適だろうと思って父親に相談したそうです。簡単に逃げ出せるからダメだと言われ、息子がやったのはこれです。
逃げる可能性がある階段の周辺を完全にブロックしたのですよ。
ゴミ屋敷状態のガレージで見つけたものでバリアを作ったのですが、風で板が動かないようにと、念には念を入れて絶対に逃げられないようにしたそうです。
ここまでやるか…
ケージを外に出してドアを開けてやると1匹はすぐに出てきて走り回っていましたが、もう1匹は出て来ません。ウサギにも性格があるんでしょうね。
息子はウサギのおしっこの掃除までやっていました。
数日前から落ち込んでいる様子で暗かったんですけど、突然人が変わったようになっています。ウサギの世話で私がすることはあまりなさそうです。
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