私の基本のパウンドケーキのレシピは超簡単です。
本来は「バター、砂糖、卵、小麦粉」の4つの材料を全て1ポンド(英語的発音ではパウンド)ずつ混ぜて焼くのですけど、1ポンドというのは約454グラムですからね、全部454グラムずつにするとものすごい量になってしまいます。
ですから、私は全部125グラムずつにするんです。
オーストラリアで売られているバターは250グラムが一般的なので、全部250グラムにする人もいますけど、250グラムにしてもすごい量になるんですよ。
だから半分の125グラムを使い、その他の材料も全部125グラムということにしているんです。125グラムだと焼きやすい大きさのケーキになります。
それが基本で、これに追加の材料をいろいろ入れて、様々なバリエーションのパウンドケーキを作ってきたわけですが、抹茶味のはまだウェブサイトに載せていなかったんです。
基本のレシピに大さじ1杯半の抹茶の粉とラム酒を混ぜました。バニラを入れてもいいですが、私は抹茶味にはラム酒が好きです。ホワイトチョコチップやクルミを混ぜることもありますが、昨日は何も混ぜずに作りました。
予定していたのは、こういう色のパウンドケーキです。
上の写真は中にあんこを入れた抹茶味のカップケーキですけど、分量的にはこのカップケーキよりもやや濃い目の緑色になるだろうと思っていました。
しかし、
焼いているうちに何だか色がおかしいとは思ったんですけど、出してみたら茶色いパウンドケーキでした。どこにも緑色っぽいところはありませんでした。通常ならケーキの割れ目には緑色が見えるんですけど。
それでも、切ったらケーキの中は下のチーズケーキのようにちゃんと緑色なんだろうと思っていました。これはホワイトチョコレートと抹茶を加えたチーズケーキです。
ところが、
切ってみたら中まで茶色!
これは抹茶ケーキだと私が言うまで誰も気が付きませんでした。
抹茶の粉はこれを使っています。メルボルンで手に入る抹茶の中では品質が一番良いと思います。お値段は最も高い商品ですが、宇治抹茶ですしね、どうせ作るなら美味しいものを作りたいですから。
この商品がどの店に行っても売り切れていて手に入らなかった時に、スーパーの健康食品コーナーで見つけた安い抹茶の粉を買って使ったことがあるんですが、味がイマイチだしきれいな緑色にならないので使うのは止めました。粉そのものがカーキ色っぽかったです。
宇治抹茶「羽衣」を使って、ケーキを焼いてもクッキーを焼いても、これまで緑色にならなかったことはないんですよ。使用量によって濃い緑色になったり薄い緑色になったりはしますし、卵の黄色のせいで黄緑色っぽくなったりはしますけど。
なんで茶色になったの!
焼いた時間は34分。オーブンの温度は170度でした。
使ったのは、古い缶に残っていたのと昨日新しく開けたばかりの缶のと半々でした。生地を混ぜている時にはちゃんと緑色だったんですけど。
ワケワカラン!
こんな色ですからね、写真は撮れませんでした。
開けたばかりの缶の抹茶が古くならないうちに、もう一度焼いてみるつもりです。
それにしてもワケワカラン!
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