親しい友人Jさんのアパートに昨年から住んでいたんですが、Jさんが西オーストラリアからメルボルンに帰って来ましたので、娘は引っ越さなければいけなかったんです。
引っ越すことになったのはシェアハウスで、寝室が6つもある大きな家です。オーナーさんが半分日本人だったこともあって娘が新しい入居者に決まったのですけど、このオーナーさんは、ご親切に引っ越しの手伝いもしてくださるということで、良いところが見つかったと喜んでいたんですけど。
引っ越した後で問題が発覚!
どういう問題かと言いますとね、
同居人の4人の女性の1人が猫を飼っているのですよ。そして、うちの娘は猫アレルギーがあるのです。
目の痒みとくしゃみが主な症状ですが、目が痒くなるとついつい擦りますからね、そのせいで目が腫れ上がります。娘は喘息の気もあるので、猫がいる家に住むのは無理だろうと思いますよ。
猫を飼っている人がいるかもしれないなどとは思いもしなかったのでしょう。私もシェアハウスでペットを飼っている人がいるとは考えもしませんでしたから、完全に死角でした。
他人と一緒に暮らす場合は、こういうことも事前に確認しなくてはいけなかったんですね。
引っ越したばかりですけど、オーナーさんに事情を話して家を出るしか無いんじゃあないかと思うんですが、娘は契約上最低3ヶ月は住むことになっているから、アレルギー症状が出たら抗ヒスタミン薬を飲んで何とかすると言っています。
抗ヒスタミン薬は、私は花粉症の季節にはほぼ毎日飲みますから、娘が3ヶ月飲み続けても大丈夫なのかもしれませんけど、新しいシェアハウスを探した方が良いと思います。
猫アレルギーなどというものの存在を知らなかった頃、猫を飼っていた実家に帰るたびに私は目が痒くなりくしゃみが出て困ったものです。
スギ花粉アレルギーは広く知られていましたから、家の裏にある杉林のせいかもしれないと思ったりもしましたが、原因は猫だったんです。
アレルギー症状というのは、成長や加齢に伴って軽くなる人もいるそうですが、私のアレルギー体質はひどくなる一方で、猫のいる家あるいはかつて猫がいた家に行くとすぐに症状が出ます。
花粉アレルギーには毎年苦労していますし、様々な薬にもアレルギーがあるので、病院に入院したりすると必ずアレルギー要注意の赤いバンドを付けられます。
食べ物のアレルギーが無いのだけは幸いです。
私の知人でピーナッツアレルギーの人がいるんですけど、ある時ピーナッツは入っていないと信じていたチョコレートを食べたら顔がパンパンに腫れ上がってしまいました。後から分かったことですが、微量のピーナッツオイルが含まれていたんです。
怖いですよ、ナッツのアレルギーは。
小学校で日本語を教えていた頃、生徒の一人に蜂毒アレルギーの子がいて、ハチに刺されると何分かのうちに死ぬから、もしもの時に打つ注射が職員室に準備してあったんですけど、あれは怖かったですね。
そこまで深刻なアレルギーの人もいるわけですよ。
うちの娘が猫にアレルギーがあるのは分かっていますが、慢性的に湿疹が出ているので他にもアレルギーがあるはずで、近くアレルギーのパッチテストをすることになっています。調べるアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)の種類が多いので、背中全体を使ってするんだそうですよ。
そういう人が、アレルゲンである猫のいる家に住むというのはダメですよねえ。
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