ウクライナに侵略戦争を仕掛けたロシアが、ついに軍事大国の底力を見せています。ウクライナの都市や町や村を破壊し、人々を殺し、まさか今の時代にこんなことが起きるとは信じがたいような蛮行を重ねています。
極悪非道のロシア兵の上を行くチェチェンの残虐部隊も、残忍な戦争犯罪に手を染めているようですね。激しい攻撃が続いているウクライナ東部と南部にまだ生き残っているウクライナの皆さんのことを思うと、どうして世界はこの侵略を止められないのかと無力感しか感じません。
国連なんて全く存在意味が無いです。自国の利益のために傍観している国もありますし、ロシアに加勢している国もあります。
人間としての倫理観が違い過ぎます。
絶対にプーチンを勝たせるわけには行かないと思う反面、強大な軍事力と核兵器を持つ侵略者には、勝つ術がないとも感じますね。
結局は「強い悪」が勝つんでしょうか。
プーチンがこの侵略戦争に勝ったとしても、ロシアに明るい将来は無いと思いますけどね。
ウクライナの人々のことを思い続けることくらいしか私にはできることがないので、ウクライナ料理に挑戦してきましたが、流石にアイデアが尽きかけです。
いろいろ作ってきましたけど、おそらく一番「これは美味しい!」と家族全員がうなったのは、「チェブレキ」という巨大揚げ餃子パンのような食べ物です。
ウクライナの南部にクリミア半島というのがありますよね。2014年にロシアが勝手に自分のものにしちゃっていますけど。「チェブレキ」は、このクリミア半島に住んでいたタタール人の食べ物だそうです。
ですから、ウクライナ以外にもクリミアのタタール人が住んでいる東欧地域で食べられているそうです。
味付けした挽き肉を薄くのばした生地に詰めて油で揚げてあります。ウクライナでは豚肉が人気だと書いてありましたので、私は豚の挽き肉で作りました。
作り方を紹介しましょう。材料は8個分です。
<材料> *オーストラリアの1カップは250ml
1.生地
強力粉 2カップ *中力粉でもOK
塩 小さじ1/2
温めた牛乳(またはぬるま湯) 3/4カップ
ひまわり油(またはサラダ油) 大さじ2
2.具
豚挽き肉 200g *牛肉、鶏肉、ラム肉でもOK
にんにく 1かけ *すりおろすかみじん切り
玉ねぎ 1/2 *すりおろすかみじん切り
塩 小さじ1/2
コショウ 適量
水 適量 *具を生地に薄く広げやすいように水を少し加えて柔らかくします。水ではなくて卵を入れてもいいです。
<作り方>
1.ボウルに強力粉(あるいは中力粉)と塩を入れてよく混ぜ、温めた牛乳と油を入れて混ぜます。必要に応じて粉を加えながら捏ねて生地にまとめ、ラップに包んで休ませておきます。
2.具の材料をボウルに入れてよく混ぜます。玉ねぎをすりおろした場合は、水分がたくさん出てきますが、その水分を捨てずに全部入れてください。よく混ぜてまだ固いようだったら少し水を加えて柔らかくしてください。スプーンで広げやすいくらいの柔らかさです。
3.小麦粉をふった台の上に生地を出して8等分します。乾燥しないようにラップを被せておいてください。生地の一つを丸めて麺棒で2ミリくらいの厚みに丸く伸ばします。その半分にスプーンで具を広げます。
4.半分に折ってから、生地の間にある空気を抜くように軽く押さえ、端っこをフォークでギュッと押さえてくっつけます。同じことを繰り返して8個作ります。
5.1個か2個ずつ中温の油できつね色になるまで揚げます。油が熱すぎると中まで火が通る前に茶色くなってしまいますから中温で揚げてください。揚げたての熱々か温かいうちに食べましょう。
次回はラム肉を使って、スパイスやハーブなんかも入れて作ってみようと思っていたんですが、うちの夫がダイエットを始めたもので、炭水化物を食べなくなっているんですよ。揚げたパンなんて絶対に食べないので、まだ作っていないんですけど。
きっと美味しいだろうと確信します。
夫は食べなくても作ってみようかと思ったりしましたが、やはりそれは可哀想と言うか、意地悪と言うか。
目標体重の103キロまであと1キロを切ったそうで、今やご飯も食べません。
昨夜は「鮭のちゃんちゃん焼き丼」を作ったんですけど、ご飯は食べませんでしたよ。ちゃんちゃん焼きと私がお昼ご飯用に作っていた豆のサラダを食べていました。夫は豆が嫌いで、豆料理を晩ご飯に出すと苦情を言っていたのに。
残っていた豆サラダは今日のお昼ご飯に持って行きました。ブロッコリとチェリートマトも入れて。
もうね、自分で買って来た全粒粉のパンも食べませんし、イモも食べませんし、ケーキにもクッキーにもクラッカーにも目もくれません。食べるのは肉と魚と野菜だけです。
毎朝寒いし真っ暗ですけど自転車で通勤していますよ。今朝は送って行きましたけど。
ラム肉の「チェブレキ」をいつか作る時が来るでしょうかね。もう揚げパンなんて作っても食べないかもしれません。
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