イースターですから何かイースターにちなんだ食べ物を作ろうと思い、昨日はウクライナのロールパン「パンプーシュキ」を甘くした生地でイースター恒例の「ホットクロスバン」みたいなパンを作ったんですけど、「イースター・パンプーシュキ」と名付けてそのレシピを書いていた時のことです。
仕事部屋の外の廊下をうちの息子がダダダダーと走りながら叫びました。
逃げたあああ!
黒ウサギのことだとすぐに分かりましたので、これは大変だと大急ぎで外のBBQエリアに出ると、臆病者のペピは例のごとく黙々と草を食べていましたが、ワイルドガールのフランキーがいませんでした。
どこだ、どこだと大慌てで探すと、フランキーはBBQエリアを囲むように植えてある木の下にいて、木の枝をかじっていました。
「フランキー」と名前を呼んだって来ませんからね、こういう時には美味しいもので釣るのが一番です。
実はその時、私は黒ウサギ達がニンジン以上に狂ってしまう食べ物を持っていたのですよ。
リンゴの皮です。
うちの娘が家を出て以来、買ってきた果物が減らなくなって、リンゴがまたしてもシワシワのスカスカになって来ていたので煮たんですけどね、むいた皮を捨てるのはもったいないと思い調べたらウサギに食べさせても良いと分かりましたので、少しやったんですよ。
そうしたらもう、凄まじい取り合いになりまして、ニンジンをやった時の狂いぶりを10倍にしたくらいの狂いぶりでした。
早速キッチンから残りのリンゴの皮を持って来て、細い木の枝の中にいるフランキーににおいを嗅がせると1秒で出て来ました。リンゴの皮を食べているところを捕まえてBBQエリアの下におろしました。
やれやれ…
もっと食べたそうに私を見ていましたが、もらえないと分かったフランキーは、逃げていた辺りの壁の前に行くと、高さ82センチの壁の上にぴょんと跳び上がって、再び逃げたのでございます。
この高さを跳び上がれるのか!
目撃した時、ちょっと目を疑いましたよ。
目撃した時、ちょっと目を疑いましたよ。
どうやって逃げたんだろうと不思議だったんですが、まさかあの高さを跳び上がるとは思ってもいませんでした。しかもあんなに簡単に。
BBQエリアはぐるりと高さ82〜90センチの壁に囲まれているので、逃げる可能性があった階段の周辺にバリアを作ったから安心だと思っていました。
BBQエリアのすぐ横にある生垣の向こう側は迷惑行為連発の北隣り家の敷地で、あそこに出てしまうと野生児の犬が2匹いますからね、危ないですよ。
何かいい方法を考えないと、飼い主のAさん家族が帰って来るまであと10日間、ずっと小屋に閉じ込めることになってしまいます。
ちなみに、ケージを家の中に入れるのは止めました。おしっこが漏れるんですよ。ケージの周りに臭いおしっこの水たまりができて、掃除に苦労したんです。
夜の間は小屋に入れています。
それにしても、穴を掘って逃げることは警戒していましたが、まさかあの小さな黒ウサギが壁に跳び上がって逃げるとは。
ウサギの垂直ジャンプ力を侮ってはいけません。
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