昨日は、このトラブルに加えて寝不足でした。夜中に目が覚めて眠れなくなり、長時間起きていました。やっと眠ったものの、早朝に夫が起きてゴトゴトやっている物音で目が覚めました。
夫を勤めているツールショップに送って行かなければいけないと思っていたので、つらかったですけど6時頃に起きました。そうしたら、夫は「今日は自転車で行くから」と言いました。
そういうことは昨日のうちに言ってよ!
おかげで朝から腹が立ってしまったんですけど。
この寝不足が原因だと思いますが、昨日は頭がフラフラしていました。昨年入院する羽目になった前庭神経炎が原因の回転する恐ろしいめまいとは違いますが、頭がフラフラすると「もしかして…」と不安になります。
というわけで、体調が良くなかったのですがね、お昼前にツールショッブにいる夫からメッセージが来まして、家に帰ってからメルボルンの娘のアパートに行って、アパートの本来の住人である娘の友人Jさんの車のバッテリーを充電したいから、連れて行ってくれるかと言うんですよ。
ついでに近くのレストランで娘と晩ご飯を食べようと言うんです。
Jさんの車は、前回バッテリーの充電と洗車をしてあげた後、結局一度も乗っていないのでバッテリーは確実に上がっちゃっているでしょうからね、充電しておいてあげようというのは親切なことですけど、なぜそれを仕事のある日にしたいのか?仕事を終えた後だと行くのは夜になってしまうじゃあないですか?
夫は火曜日か水曜日が仕事が休みなのですから、休みの日に行けばいいのに。Jさんがメルボルンに帰ってくるのは2週間先のことですからまだ時間はたっぷりあるんだし。
私の正直な気持ちは「行きたくない」というか「運転したくない」でした。鎖骨の痛みの件もあったし寝不足でフラフラしていましたからね。
しかし、何か頼まれた時に「したくない」とはなかなか言えないんですよ、私は。
「いいですよ」と返事した後、何とか昼寝をしようと試みましたが、やはり昼間には眠れないのでした。
昼寝をあきらめた頃、うちに夫が帰宅しました。お腹の調子がおかしいから早退したと言いましたが、「じゃあ今日は行くのはやめる?」と聞きましたら「メルボルンには行く」と言いました。
「何時に家を出たいのか」と聞くと「6時」と言いました。暗くなってから運転するのはイヤでした。まだ3時前だったので、明るいうちに行くこともできるのに、6時に家を出たい理由は夕食を食べる時間に合わせたいからのようでした。
私は頭がフラフラするので心配になり、めまいがひどくなった時に私の代わりに運転できる人が必要だと思いまして、息子に一緒に行ってくれと頼みました。
そのことを息子が夫に言ったらしいです。
夫が「今日はもう行くのはやめる」と言いました。「私の具合が悪そうだから仕事が休みの水曜日に電車で行く」と言うのでした。明らかにご機嫌が悪くなっていました。
メルボルンに行かないことになりましたので、晩ご飯を作らなくてはいけなくなり、フラフラしながら作りましたけど、そのせいでまた腹が立ちました。
その時に思ったんですよ。
最初から「今日は運転したくない」と言うべきだったなあと。晩ご飯を作るのも、大変だったら「作れない」と言うべきだったんです。
きちんと自分の意思表示をして、そのせいで夫の機嫌が悪くなったらその時はその時。きちんと意思表示をせずに、自分の中で不満をつのらせてイライラしたり腹を立てたりというのはいけませんね。
「したくない」「できない」となかなか言えない性分です。言えないからしたくないことをしなくてはいけない羽目になり、できないことを無理してストレスを溜める羽目になり、腹が立ったりメンタルがおかしくなったりするのです。
誰かに何かを頼まれた時には、できるだけ頼んだ人の力になりたいものですけど、断っても別に大きな違いは無いようなことが多々あります。
他の選択肢があるとか、頼んだ人の希望に沿わない結論を出しても大して支障は無いとかね。
逆に「したくない」「できない」と言えないことで、大きな問題を生む場合があります。
昨日は、午前中に夫が娘のアパートまで連れて行ってくれるかと聞いて来た時点で私が「できない」と返事していれば済むことでした。夫はがっかりしたかもしれませんが、じゃあ仕事が休みの日に行こうと思ったでしょうし、予定を立てた後でがっかりさせられることもなかったのです。
それからね、
これは重要なことなのについつい忘れるんですけど、私が具合が悪いのは見れば分かるはずなんだから察してもらいたい期待するのは、やめた方がいいですね。そういうことに全く気づかない人がいるのです。
鎖骨のところが痛いという話は夫に教えていましたけど、そんなことはとっくに忘れていましたしね。
思い出したんですけど、結婚してしばらくした頃に、「夫はどうして察してくれないのだろう、何故気づいてくれないのだろう」と思い詰めて、夫婦関係が悪化した時にですね、夫から読むことを勧められた本があるのです。
「ボクの鈍感は脳のせいなんです。この本を読んで理解してください」ということで、読まされたのが「話を聞かない男、地図が読めない女」という本でした。
この本に書かれていること全てに共感したわけではないのですけど、「なるほど」と合点が行くことがたくさんありました。
男達の脳は、右脳と左脳の連携が悪いために、生まれつき不得意なことがいろいろあるんだそうで、女なら普通にできる「空気を読む」とか「察する」といった機能も弱いんだそうですよ。
こんな本もありますよ。
「気づいて欲しい」「察して欲しい」と、願い続けるのは無駄なことだということが分かります。
面倒くさいですが、いちいち説明しなくてはいけないんです。昨日の朝は「今日もまだ鎖骨のところが痛みますし、寝不足でフラフラで体調が良くないです」と教えなくちゃあいけなかったわけですよ。
「具合が悪いのは見れば分かるはず」という理論は通用しないんですね。
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