7日目、いよいよ帰国する日ですが、この日も私は4〜5時間しか眠れなくて寝不足でした。
しかし、ドバイで過ごす最後の日ですし、1日目に私がダウンしていた時に夫が義妹と朝食を食べに行ったビーチサイドのレストランが素敵だったので、帰る前に私を連れて行ってやりたいと嬉しいことを言ってくれまして、朝ご飯をそのレストランで食べることにしました。
最終日のメインイベントはそれです。
出かける前に気になることを全部終えておこうということで、まず帰りの便のチェックインをしました。
チェックインがオンラインでできるのは便利ですね。搭乗券も印刷しました。
PCR検査の陰性証明書も印刷しました。ワクチンの接種証明書もついでに印刷しました。
そして、もう一つしておかなくてはいけなかったのが「Australia Digital Passenger Declaration」という申告です。オーストラリアに入国する者は全員これをしなければなりません。パスポート情報、過去2週間の渡航歴、利用航空便などを記入しなくてはいけませんが、最も重要なのはワクチンの接種証明書とPCR検査の陰性証明書の提出です。
全てデジタルでオンラインで行わなくてはいけませんから、証明書はPDFファイルをアップロードします。
旅行先でインターネットに接続して、この申告が出来ない人は、旅行は難しいですよ。結構時間がかかりましたので、早めにやっておいた方がいいです。
夫の分の申告だけで時間がかかり、朝ご飯の時間が過ぎてしまってお腹が空いたので、私の分の申告は後でやることにして、夫がぜひ私を連れて行ってあげたいと言ったレストランに朝ご飯を食べに行くことにしました。
このレストランでは、印刷したメニューが無くて、テーブルでQRコードをスキャンしてオンラインでメニューを見るようになっています。
私達のiPhoneは、WiFiが使えないとインターネットに繋がりませんので、出かける前にメニューを見て何を注文するかを決めてメモしてから出かけました。
ところが、
夫は行く道を覚えていなかったのだった!
すでに気温が上がって蒸し暑い中、マスクをしてあっちに行ったりこっちに行ったり、寝不足の私にはレストランを探して歩き回るのは大変つらかったです。
結局行く道は分からず、仕方がないのでショッピングセンター内のカフェで食べましたよ。大汗をかいて、膝は痛くなって、寝不足だからフラフラで、おまけにガッカリです。
ビーチサイドのレストランで朝ご飯を食べるのがこの日のメインイベントだったのに、大変残念でした。
マンションに戻ったら、義妹が「ついにロシアがウクライナに攻撃を始めた」と教えてくれました。
独立した国に軍隊を送って攻撃するなど、まさか本当にするとは思えなかったけど、プーチンという悪人には「まさかそんなことはしないだろう」は通用しないですね。
さて、
空港へは夜中の12時までに着けば良かったので、まだ観光をする時間はあったのですが、この日は義妹は仕事があって出かけましたので、公共の交通機関が利用できない私達はどこにも行けませんし、特にやりたいことも見たいものもなかったので、アパートで最後の半日を過ごすことにしました。
私はウクライナのことが気になって、ずっとニュースをチェックしていました。
ところが、
これで終わりではなかったんです。
空港に行く前に、ドバイモールのイタリア料理レストランでのディナーを義妹は予約してくれていたのですよ。このレストランから、有名なドバイモールの噴水ショーを見ることが出来たのです。
このディナーには、義妹の友人のメキシコ人とセルビア人のご夫婦も一緒でした。彼等は30分以上も遅刻して来ました。いつも遅刻するそうです。メキシコのカルチャーなんでしょうかね。
メキシコ人のMさんは2回もギャングに誘拐されそうになったことがあるそうなのですが、ギャングに襲われた時の恐ろしい話などを聞いているうちにあっという間に11時を過ぎました。
世界一高い超高層ビル「ブルジュハリファ」も夜に見るとまた違った趣きでした。
この後、義妹に空港まで送ってもらい帰国したのでございました。
チェックインはオンラインで済ませていましたが、空港で荷物を預けなくてはいけませんでした。驚いたんですけど、荷物を預けるのはセルフサービスでしたよ。機械の指示に従って全部自分でやるんです。
出国審査もやはり機械です。駅の改札口のような機械にパスポートを差し込み、機械が顔認証を行います。
ところが、
この顔認証がですね、私はなかなか出来なかったんですよ。7日間の寝不足でやつれた顔とパスポートの顔があまりに違い過ぎたんじゃあないかと思いましたけど。
時間がかかりましたが、出国ゲートは通ることが出来ました。
ドバイ空港は広いです。搭乗口にたどり着くまでに繰り返しチェックが有りました。違法薬物の検査もありました。
メルボルン到着後の入国審査も機械でした。
手続きのスピードアップのために「eパスポート」という便利なものがあります。これを行ってチケットを手に入れておくと、入国ゲートも簡単に通過できます。「eパスポート」も機械で行います。
様々な手続きが機械化されていますから慣れていないと戸惑うことが多いと思います。1回経験すれば次からは簡単ですけど。
ということで無事に帰国したわけですが、私の睡眠問題はまだ続いています。
今回の旅行で得た最大の教訓は、
海外旅行には睡眠薬を持って行け!
でございました。
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