2022年3月1日

ドバイ旅行(5)

ドバイでしたいことは、歴史地区を見学すること、世界一高い高層ビル「ブルジュハリファ」に上ること、砂漠を見ること、そしてエミラティ料理(伝統的な料理)を食べること。

私がそう言ったせいで、義妹が大奮発して手配してくれていたのが、砂漠にある豪華リゾート「Bab Al Shams Desert Resort」での一日滞在とエミラティ料理が食べられるレストランでの夕食でした。

5日目は、そのリゾートに行きました。

ドバイから車で1時間くらいのところにあります。義妹が連れて行ってくれました。そこに泊まったのは私達夫婦だけで、義妹は翌日迎えに来てくれました。

本当にもうね、義妹には何から何までお世話になりっぱなしなのでございます。


砂漠に建つその豪華リゾートは、宿泊客は私が見た限りでは99パーセントが白人で、アジア人は1組のカップルと私だけでした。従業員はインド人あるいはパキスタン人とフィリピン人です。


多くの木や花に囲まれたリゾートには広いプールエリアがあって、宿泊客はここで泳いだり日焼け止めも塗らずに肌を焼いていました。

私も夫も水着を持って来ていませんでしたし、プールに入る気もないので、プールサイドでランチを食べました。



せっかく義妹が手配してくれた豪華リゾート滞在でしたけど、身の丈に合わないと言いますかね、こんなところでどうやって楽しめばいいのか私達には分からないのでした。

プールで泳ぐわけでもないし、スパでマッサージをしてもらうなど興味も無いですし、砂漠でラクダに乗ったりバギーを運転するなどするわけないですし。

2時過ぎに部屋に入れたので、うちの夫は早速昼寝を始めました。

部屋はアラブ風の素敵な部屋でした。必要なものが全て揃っていてベッドは大変快適で素晴らしかったです。枕が特に素晴らしくてね。あんなに大きくて快適な枕は初めてでしたよ。


部屋の窓からは、私が見たかった砂漠が見えました。ドバイの砂漠は、色は違いますけどオーストラリアの砂漠に似ています。植物が生えているのです。



夫がグウグウと昼寝を始めたので、私も昼寝を試みました。前の夜もあまり眠れず朝の3時から起きていたので、少しでも眠りたかったのですけど、やっとウトウトしかけると夫のイビキで目が覚めるのでした。

そうそう、夫はですね、この豪華リゾートにも、

ツールショップのユニフォームを着て行ったんですよ!

絶対に宿泊客には見えないんです。何かの修理にやって来た作業員ですよ、ホントにもう。

ユニフォームのポロシャツは1枚しか持って来ていなかったので、前の夜にわざわざ洗濯して干したのです。旅行に来て毎日洗濯をするなんてどうかしてるでしょ。

それにしても、このリゾートは、プールはもちろんのこと木や花に相当な量の水をやらなければいけませんが、全部海水を淡水化した水を使っているわけです。淡水化施設から距離が離れていますから、おそらくこのリゾート用の大きな貯水タンクがどこかにあるのだと思いました。

ここに来る途中で海水淡水化施設を見ましたが、海岸沿いの工業地帯にある巨大で広大な工場でした。毎日どれほどの塩を廃棄しているのでしょうかね。

巨大な都市の暮らしを支える水を海水から作るしか無いというところに、ドバイの脆弱さを感じます。

さて、

夕食は、リゾートから少し歩いた所にある「Al Hadheerah」というエミレーツ料理のレストランに行きました。これも義妹が予約してくれていました。


何百人も入れそうな広い屋外レストランで生音楽のステージもありました。私達はステージから離れた席にしてもらいました。


アルコール飲料以外は食べ放題飲み放題でしたが、私達はプールサイドで遅いランチを食べていたのもあって、せっかくのご馳走も余り食べることができませんでした。

それでも私は頑張って食べましたけど。だって、伝統的な料理を食べることはドバイでしたかったことの一つですからね。


見たことのない料理を選んで食べました。

下の写真は伝統的な料理の一つですが、大きな鍋で炊き上げたライスに崩れるほど柔らかく煮込んだラム肉が乗っています。


この巨大な鍋をどうやって料理しているのかと思ったら、なんと地下にオーブンのようなものがあったのですよ。


人間の力では上げ下ろしが不可能ですし熱いですから、ウインチを使って鍋を下ろしたり取り出したりしていました。ここでは鶏の丸焼き(炭焼き)も作っていましたから暑かったですし、力仕事ですからね、料理人も大変です。

気温が高い季節にはどうやっているんでしょうか。


食べた料理ですが、メルボルンは移民の街なので、様々な国の料理を食べることが出来ます。中東の料理やスイーツも私は食べたことがありました。

この日このレストランで食べた料理には、それほど珍しさは感じませんでしたが、料理の味よりも見た目や雰囲気がとても良い経験だったと思います。

大変人気があるレストランだそうですけど、一つ困ったことがありました。

蚊が出るのですよ!

私はもともと蚊に好まれる体質で刺されやすいのですけど、肌が露出している足や首の辺りをボコボコに刺されて痒くてたまりませんでした。

砂漠の中なのにどこで繁殖しているんだか。

レストランが開くのを待っていた時に、特にたくさん刺されました。うじゃうじゃ飛んでいましたよ。

ここにいらっしゃる方は蚊除けのスプレーなどしておいた方が良いかもしれません。


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