朝の気温は2度。
うちの夫がついに自転車通勤に挑戦しました。
自転車通勤は、私がトラックに乗れるようになってからだと言って私にプレッシャーをかけていたわけですが、火曜日に17.5キロを乗ってみて通勤できる自信がついたのでしょう。
夫の不安は体力問題でしたからね。日頃の運動不足と食べ過ぎで内臓脂肪型肥満なわけですから、片道20キロ近い道を自転車で行けるのかという心配があったわけです。
昨日の朝5時頃、2階でゴトゴト音がするので「ずいぶん早いな」と聞き耳を立てていると、夫が2階から降りてきました。いつものように私はとっくに起床しておりましたので、様子を見に出ると、夫は家を出ようとしているところでした。
「私トラックに自転車を積んでお店まで送って行けると思うよ」
「いや大丈夫、やってみる」
家を出たのは5時35分頃です。ツールショップの開店時間は7時ですから、それまでに店に着いて鍵を開け準備をしなくてはいけません。間に合わなくなると焦らなくても良いように、早めに家を出たのです。
心配だったので、GPSで居場所が正確に分かる「Find My」アプリを使って夫の居場所を確認し続けました。ちょうどその頃、私は鼻血が出始めて困っていたんですけど。夫は普通道路を行かずにイーストリンク(Eastlink)という高速道路沿いに作られているサイクリングやウォーキング用の道を行っていました。
イーストリンク・トレイル(Eastlink Trail)と呼ばれる道です。
我が家から2〜3分行ったところから、イーストリンク・トレイルに入れます。
南に行けばだんだん平坦になり、トレイルの道も広々としています。
高速道路建設時に、こういう道を高速道路沿いに作ったのです。
上側の写真は、トンネルの上に作ってある部分です。自然保護のために地下深いトンネルを掘った部分があり、そのトンネル部分の上は自然が残されて、あの様な道が作ってあるのです。
イーストリンク・トレイルの地図はイーストリンクのウェブサイトからダウンロードできますよ。
サイクリング道を行けば、少し遠回りにはなりますけど安全ですね。自動車のことを気にしなくていいですし、信号のある交差点を通ることもないですし、車にはねられる危険がありません。
夫は家を出てから1時間ほどでツールショップに着いていました。
これは気持ち良さそうかも!
毎日行きと帰りで2時間自転車をこげば、確かに痩せそうですよ。
夫の話によりますと、下り坂の多い行きは楽ちんでしたが、最初のうちはサイクリング道が曲がりくねっていて、時間的に暗いのもあって運転しにくく、通勤には不向きだそうです。もうその道は使わないと言っていました。
道が平坦になってからは、道のコンディションも大変良いので走りやすく、天気も良かったですから気持ちが良かったそうですよ。
ところが、上り坂の多い帰り道は、何とバッテリーが途中で切れてアシストが働かなくなり、上り坂を自力でこぐしか無くなったんだそうです。場所によっては自転車から降りて押したんだそうで、
ヘトヘトに疲れ果てて帰宅しました。
火曜日に17.5キロ乗った後に充電しなかったのが失敗の原因です。
勤めているツールショップに充電器を準備して、毎回乗った後にバッテリーを充電しなくてはいけないということが分かったそうでございます。
これから、お天気が良い日は、できる限り自転車通勤をするそうです。
私がトラックに自転車を積んでツールショップまで送っていかなくても良くなりそうですけど、全てはお天気と疲労具合によりますね。
私だったら同じ1時間ならバス通勤の方が良いですけど、夫にとっては、他人の世話にならず、バスの時刻や待ち時間を気にせずに、自分の力で自分の好きなように移動できる自転車は、「自立の象徴」なのです。
今日は午後から雨になるので、帰りはバスを利用するのでしょう。
自転車通勤は始まったばかり。これも目がまだ見えているうちしか出来ません。
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