迷惑メールに迷惑電話に

今朝は4時20分に起床しました。

もう一眠りはあきらめざるをえない時間ですが、それでもせめて5時半頃までウトウトしたかったのですけど、ベッドサイドテーブルに置いている iPhone で時間をチェックした時に衝撃の数字が目に入って一気に目が覚めちゃったのです。

２６０通のメールが届いていたのです！

260通という数字からして届いたのは迷惑メールの確率100パーセントなんですが、見てみると何と全部「メールの送信失敗の連絡メール」でした。

全てに添付ファイル付き。

こういうのはウイルスメールか広告宣伝メールの可能性が高いですね。

ウイルスメールというのは、ウイルス感染を目的としたメールです。添付されたファイルを開くとパソコンなりスマートフォンなりが感染して不具合が発生したり、知らぬ間に迷惑メールを送信したりしてしまいます。

広告宣伝メールは、悪質なサイトに誘導するメールです。リンクをクリックさせるようなしかけが作ってあって、それをクリックさせるのが目的です。クリックすると様々なよろしくないサイトに誘導されるのです。

こんなものに引っ掛かる人がいるのかと思うような迷惑メールですけど、引っ掛かる人は大勢いるんですよねえ。

「メールの送信失敗の連絡メール」も一つや二つなら、私も「おや？」と思って内容を確認しようかと思っちゃったりしますが、詐欺者の皆さん、260通も送ってくると引っ掛かる人も引っ掛けられませんよ。

全て即刻削除しました。

架空請求メールやお金儲けメール、なりすまし詐欺メールなんかもしょっちゅう届きます。

開封するだけで感染してしまうウイルスもありますから、気を付けなくてはいけません。メールソフトの迷惑メール対策機能を有効に使いたいものです。

迷惑メールも迷惑ですが、迷惑電話も我が家には毎日かかってきますよ。

相手がインド訛りの英語を話す人だと、一気に警戒モードになります。電話がつながるまで僅かな時間差が生じるのも怪しいですし、最近は録音した音声を使ったものも多くなってきました。

本当に迷惑です。

そう言えば、つい先日、息子の携帯電話に電話があって、スーパーアニュエーションのことで問い詰められていました。スーパーアニュエーションというのは、オーストラリア国民が自身の老後のために積み立てていく義務的な貯蓄制度ですが、息子は雇用された経験もないし定期的な収入もないし、スーパーアニュエーションは始めてもいないんです。

だからよく分かっていないらしくて、息子は相手の質問に真面目に答えていたんですけど、途中で私に相談してきましてね。スーパーアニュエーションに関して当局から電話がかかってくるなんていうのがそもそもおかしいのですから電話は切りました。

あのまま引っかかっていたら、個人情報を盗まれていた可能性がありますね。まさか銀行の口座情報を電話で教えたりはしないでしょうが、だまされる人はだまされるのです。

それにしても、人をだまして儲けようと考える人達の「Determination（断固とした決意）」と言いますか、創意工夫と実現へ向けて費やす労力と努力というのは、すごいものがありますね。

よほど儲かるのでしょう。

うちの夫と私は、一時期、迷惑電話にどう対応するかというのをある意味楽しもうとしていた時期があります。

世間話をして電話をできるだけ長引かせるとか、電話をしてきた相手の個人情報を聞き出す質問を繰り出すとか、「あ、ちょっと待って下さい、この会話を録音しますから…」と言うとか。

録音すると言ってカチャカチャ音を立てると、たいてい電話は直ぐに切られますけど。

セールス電話の場合は、内容に関しては応答をせず、この電話番号を電話してはいけない番号リストに載せてくださいということだけを法律に則って申し渡すとか。文言を書いたメモを用意していましたよ。

いろいろやって来ましたが、最近は固定電話にそうした電話が来ることが減りまして、携帯電話に電話やメッセージが来ることが増えました。

携帯電話には、特定の番号からの電話をブロックするという機能がありますから助かります。

オーストラリアには、子供達からのプランクコール（いたずら電話）というのもあって、これも大変迷惑なんですよ。大抵の場合は無言電話です。子供達が学校から帰って来る頃の時間帯に始まります。

我が家の固定電話にかかってくる電話の99パーセントは迷惑電話です。

固定電話に電話をかけてくる家族も友人もいないので、固定電話を持ち続ける意味はもう無いんですけどねえ。

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